狐塚冬里
2013年に配信された乙女ゲーム『君ヲ想ヒテ恋ニ惑ウ』真相編。 ※ゲーム未プレイでもお楽しみいただけます。
ジャンルごったまぜの短編集です。
長編ファンタジーにするかもしれません。
【君ヲ想ヒテ恋ニ惑フ】『十四話 海に贈る花束』を更新しました。長く間が空いてしまい、お待ちいただいていた方々には申し訳ございませんでした!!そしてメインPCがクラッシュしたせいで、表紙画像の加工ができませんでした…。よろしくお願いします!
「ああ、やっと見つけた。随分と探したんだよ?」 土を踏む複数の足音に、ユーリは手にしていた花の苗を手にしたまま振り向いた。教会の脇道から歩いて来る男は、目が合うと聖母のような柔らかな笑みを浮かべる。 周りにいた子供たちも侵入者に気づき、走り回るのをやめた。 鴉の濡れ羽色の髪に、黒曜石のような瞳。 人形のように美しい顔をしているのに、その男は人に憧憬ではなく不安を感じさせた。 人間は左右対称のものを美しいと感じるというが、寸分の狂いもないとただ恐ろしくなるものなのだと、この
『君恋』もちまちま書き進めています……。(´-`).。oO(決して忘れてなんていませんよ……)
以前から、○イザップやタ○タ、シャー○といった企業を取材してみたいなと思っていたので、いい機会なので投稿させていただきました。
『やせるも人生、やせぬも人生』■テーマ お前ら、やせたいんじゃないのかよ!? ■対象読者 中年太りが気になりだした20代後半〜40代の男女 ■世界観 現代日本、東京にある会員制クラブ『OiKaze』(食事、運動、総合的にバランスを取って、ダイエットをサポートする)虎ノ門支店 ■主な登場人物 主人公:22歳/男/177cm/細マッチョ/平均よりややいい顔立ち 春に『OiKaze』虎ノ門支店にトレーナーとして入社したばかりの新米。 小さい頃は太っており、それが原因でいじめら
ひとまず近況を……。いろいろてんてこ舞いな感じになってまして、【君恋】の更新はもうしばらくお待ちいただけると幸いです。更新するする詐欺ですみませ……。8月中に一度は必ず、必ず……!
更新するする詐欺で本当にすみません……( ;∀;) 6月中の君恋更新は一度はできればと思っているのですが、ちょっと難しいかもしれません……。
なかなか【君恋】の続きをアップできておらず、お待ちいただいている皆さまにはすみません! 今週末にはなんとかアップできたらなと思っています……!
『君ヲ想ヒテ恋ニ惑フ』の十四話更新ですが、五月中~下旬更新になりそうです……。すみません!(十五話を6月上旬でまた戻したい所存です……)
何も考えないように生きてきた。 生まれついた時にすでにこのように定められていたのだから、自分がどう思おうとどうしようもなかった。 ただひっそりと目立たぬように、人を避け、夜を避け、景色に混じり込むようにして生きてきた。 生き方そのものが決まっていると、不満というものもさほど感じなかった。 それなのに、それは起こってしまった。 ──このクラスの中に、人狼がいる。 俺の牙も、爪も、血に濡れてはいないのに、クラスメイトが死んだ。 いつか、誰かが牙に引き裂かれて血に染まる時は、
『君ヲ想ヒテ恋ニ惑フ』第十三話を更新いたしました。 私の中ではまだ4月上旬なのですが、よく考えるとこの感覚って人それぞれですよね……( ´ー`) そんなことを考えつつ、次回更新予定は5月上旬です。(日付を指定できないチキンですみませ……) 楽しんでいただけますように!
「忍、どうだった」 パーティー会場の様子を確認し戻って来た綾崎に気づき、上総が周りの来賓に断ってから早足に歩み寄った。 綾崎は素早く辺りを窺ってから、表情を変えないままに頷く。 「やはり、お姿が見えません」 「……そうか」 誰が、とはどちらも口にはしなかった。 声を潜めているとはいえ、どこで誰が聞き耳を立てているかわからない。 状況が状況だけに、注意しすぎるくらいでちょうどいいだろう。 避難誘導した来賓たちは落ち着きを取り戻しているように見えたが、それは虚栄心によると
『君ヲ想ヒテ恋ニ惑フ』第十二話を更新いたしました。 2月にインフルエンザにかかってしまったせいで、更新ができずすみませんでした……! 少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。 次回更新は3月はおそらく厳しいので4月になるかと思います。 のんびりお待ちいただけますと嬉しいです!
「……、…………!?」 鋭く放たれた異国の言葉。 それが何を意味するのか、私にはわからない。 けれど、対峙している様子から好ましいものとは思えなかった。 「アリョーシャだと?」 「! 鷹司さん、ロシア語がわかるんですか!?」 「ある程度ならな。それよりお前、アリョーシャって知り合いは」 「外国の方に知り合いは……」 「まあ、そうだろうな」 こちらが何も言い返さずにいると、男は苛立ったようにまた同じ言葉を繰り返す。 鷹司さんはいかにも不快そうに顔を歪め、何かを早口で言い返
「お母さん、今日の朝ご飯なあに?」 朝の眩しい光を浴びた娘の髪に、きれいな天使の輪ができていた。 それをなんとはなしに見つめながら、「あじの開きよ」と口が勝手に動く。 ──お母さん。 そう自分が呼ばれるようになって、どれくらい経っただろう。 実家を出てからもう十年以上が経ち、今の主人と一緒になってからは八年。 娘ももう七歳になる。 女の子は口が達者だというけれど、うちの子もその例に漏れず随分とおしゃまな口をきくようになった。 今も、「マナ、フレンチトーストがよかった」な
最後の更新が春だったなんて……! 月日の経つ早さに驚いています。更新をお待ちいただいている方には、本当に申し訳ございませんでした!!(スライディング土下座)ひとまず、2月中に一度更新いたします。予告しないとなかなか進まないような気がしてきたため、予告でがんばります……!