自己愛と自己肯定感について

いつものように睡眠導入のお供をYouTubeで探していたとき、ふと目に入ったこの雑談配信。雑談配信は聴き入ってしまうので、普段はあまりお供にすることはないんだけど、この日は少し誰かの声が聞きたかった。

https://youtube.com/live/KR5XYLscpPY?si=6WqxaLShkI4zKjUM

この雑談配信はまだ見たことがないし、ちょうどいいか。なんて思いながら画面をタッチした。
卯月コウの雑談は至高だからな〜と脳内でほざきながら、コメント欄を見ていると気になるタイムスタンプが。

さすがに気になったので押してみた。

以下は配信の文字起こし

卯月コウ「自分という人間を立派に思えるかどうかと、その〜…自己愛って多分別で。自己愛は持つべきものだし、自分を立派だと思えないからって自己愛を持っちゃいけないってこともないんだよ、全然、と思う。うん。自己愛と自己肯定感って違うから。…うん。でもなんかそこを同一視してさ、自分が嫌いだって囚われちゃいがちじゃん。…でも結局その、究極美味しいもの食べたいとか、今日誰々の配信見たいなとか、自分を今より幸福な状態に持っていこうとするっていうのは多分誰しも持っているもので。そういうのがあったら結局自己愛ってのは絶対あると思うんだよね。…うん。そうそう、生存本能とかにも近いかもしれん。うーん、肯定感少ないのは全然正常なことで、自己愛無いのが病的なことだと思うわ。」

コメント「自己肯定感低い人ほど自己愛強いイメージある」

コウ「あ〜そのパターンもあるだろうな。自己肯定感低いから自己愛強くなるってのは。意外と矛盾しないところだと思うわ。俺も…その気があるかもしれないなぁ…。」

ずいぶんと重い話してるな〜と思う人もいるかもしれないけど、彼は結構こんな感じ。特に昔の雑談はこういうのが多い気がする。わたしは好き。

約三分間の発言。コウの声のトーンだとか、言葉の間だとかがとても好きなので実際に配信を聴いてほしいところではあるけれど。わたしはこれにかなり衝撃を受けた。

まず、自己愛と自己肯定感を分けて考えるなんて発想がわたしには無かった。話を聴いてみたところ、たしかに違うな〜と思った。美味しいものを食べたいという気持ちはめちゃくちゃ強い、なんなら誰よりも強い。日々思ってる、四六時中これと言ってもいい。
でも、生きてる中でやっぱり気分が落ち込むことは何度もあって。普段は自分のことをプリンセスだとか宣っているわたしだけれど、純粋に自分のことが好きになれない時期がもちろんあるし、なにもかも嫌になっちゃうときもある。全部投げ出して消えて〜ってときもある。その度に、自分は自己肯定感が高いのか低いのかよく分からないなって感じてた。
今やっと答えが出た。自己肯定感はきっと低い。自己愛は持て余すくらいあるけどね笑

自己愛が強い人ほど自己肯定感が低いって言葉、いまいちピンと来なかったんだけど、自分なりに噛み砕いてみた結果、納得した。わたしもそう思う、というかわたしがドンピシャでそれな気がする。あんまり語ると自分の深淵というか、深くもない浅い人間性が現れそうなので綴ることはやめにするけど、みんなはどんな風に感じるんだろう。意外と刺さる人はいるんじゃないかなって。

なんとなくこの配信を聴いてから、ずっとこのことを考えていて、生きていく上でのお守りにしたいなと思ったので、とりあえず文字に起こしてみた。文字に起こさないとすぐ忘れちゃう質だからね。
やっぱり卯月コウの雑談は至高だよ。