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好きを仕事に 私が婚活アドバイザーになってしまった理由

学べる結婚相談所、東京婚活ゼミナール 学校長の桐山です。

今日の授業は「好きを仕事に 私が婚活アドバイザーになってしまった理由」です。私、桐山栄子は9年ほど婚活を主軸に仕事を行わせて頂いています。子供の頃に「将来の夢は婚活のアドバイスをすることだ!」と思うわけもなく、(当時は婚活という言葉すらなかったですし)まさか自分が婚活をアドバイスしたり結婚相談所を運営したりするなんて思いもよりもませんでした。

今回は普通のOLだった私がなぜ婚活をアドバイスする仕事に携わることになったのか、その一部をお話させて頂くとともに、今仕事に悩んでいる人や将来の夢を見いだせない人、はたまた婚活に悩んでいる人の人生の転機の訪れ方のサンプルの一つとして、みなさんのお役に立てればと思いお話させて頂きます。人生なんてわからないものですし、後からみると意外に綺麗に繋がっていたりするのでぜひよかったら最後まで読んでくださいね。

恋愛をしたことがないのに恋愛相談される青春期

人付き合いが好きな私は友達に困ることがほとんどありませんでした。どの環境でも絶対に1人は仲の良い同性の友達ができて親友と呼べる間柄になっているのが普通でした。年頃になると一番興味があることが恋愛です。女子校に通っていましたが、みんなうまい具合に好きな男の子を作り、恋愛に勤しんでいました。ですが、私にはどうしても好きな人ができない。環境もあると思いますが、これっといった好きな男の子ができた記憶がほとんどありませんでした。周りはどんどん好きな人ができていくので、普段から友達に割と相談される私は例に漏れず恋愛相談をされることが常でした。ですが私はこれといった初恋すらしたことがなく、心から男の子を好きになったりドキドキする気持ちがほとんどわかりません。ですが、周りから真面目でしっかり者と思われている私は、年齢を重ねるごとに恋愛をしたことがないと言うことが恥ずかしくなってしまい、さもありなんな体裁で友達に恋愛のアドバイスをするようになってしまっていました。

合コンしまくったがなぜか付き合えない挫折期

一方恋愛をしたことがないというコンプレックスは日に日に増していく一方で、普段から付き合いが良いこともあって合コンに誘われることはしょっちゅうでした。時代もありますが、週に2回をするのは当たり前で、学生、社会人と数えきれないほど合コンを繰り返してきました。“合コンあるある”ではありますが、今回の合コンはないなぁと思うと、恋愛対象にならなくても次の合コンを開催できるので、必ず出席者とは仲良くなり、いつしか幹事をすることが当たり前になり、また、“女の可愛いは信用ならない”と陰で男性陣が言っていることを知ったこともあって、たまたま周りが本当に可愛い女子が多かったこともあり、「今回は全員当たり!」だと思わせるようなメンツを揃えて合コンする技も手に入れていました。みんなが行きやすく、居心地の良いお店を探すことにリソースを割き、周りを楽しませる雰囲気作りを徹底し、ボッチでいる子には必ず話しかけ、連絡先交換もスムーズにできるように常に最大の配慮をしていたように思います。ですが、私は付き合えないという現状は変わりませんでした。

気づいたら結婚、いつしか自分の過去を恥じるように

こんなに合コンばかり繰り返していた私が結婚相手と出会った場所は仕事関係でした。皮肉というのかラッキーだったのかわかりませんが、合コンて培った能力は一切使わずに結婚することになってしまったのです。この時の私は内心あんなに合コンしたことが無駄だったと思って、いつしか自分の過去を恥じるようにさえなってしまっていました。合コンに費やしたお金と時間を仕事や勉強に充てていればよかった。本気でそう思うようになり、急激に仕事へ威力を向けるようになっていきました。当時会社員だった私ですが、楽しいとはいえこのまま会社員を続けるには人生がもったいないように感じてしまい、また今後出産や育児をする上で、もっと自分の裁量で働ける仕事があったら、楽しく働けるのになと思うこともあり、自分で何かできないか模索するようになっていました。そんな時に出会ったのが、婚活のアドバイザーをしている方のブログです。ですが、そのブログを読んで私が感じたことは、本当におこがましいですが「もっと私なら上手くできる」という思いでした。こんな当たり障りのないアドバイスや上から目線のアドバイスをしたって、婚活で悩んでいる人のためにはなっていない。もっと根本的なことからアドバイスする必要があるし、本人が本気で自分を見つめ直して頑張る土俵を作ってあげるしか道はない。もちろん身の程知らずではありますが、当時の私は本気でそう思ってしまったのです。

人生で無駄なことは一つもない

その後私はたった一ヶ月で婚活アドバイス、お金を頂いて面談をするようになっていました。最初の面談は今でも忘れられません。ホテルのラウンジで初顔合わせしたあのドキドキは鮮明に覚えています。それから多くの人に寄り添い、時には𠮟咤激励して、曲がりなりにも婚活を主軸とした仕事を続けられています。私がこうして婚活の仕事を続けられているのは、10代の頃から経験がないながらにも真剣に友達の恋愛相談にのり、合コンを開催することに全力のリソースを注いでいたことにほかなりません。あの時に経験がないからといって適当な返事を返したり、合コンも参加するだけで、開催する側の労力を経験していなかったら、今の自分の仕事は存在していなかったと断言できます。今の私にとって婚活に関する仕事は、紆余曲折はありましたが、本気で天職だなぁと思えています。人生に無駄なことは一つもない。今は本気でそう思えるので、今現在降りかかっている問題や、起きていることは全力で取り組もうと思っています。なぜならそれが成功している未来の自分を作り続けていける唯一の方法だからです。
今自分がどうしていいのかわからない人は今自分が直面している事柄に真剣に取り組んでみてください。こんなことしてるはずじゃなかったのにと思えるものが実は未来の成功している自分の全てだったりします。よかったら参考にしてみてくださいね。

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