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解放へのヒント
ずっと
一人で考えていたことを
ここに書いてみようと思います。
ずっと
疑問でした。
私の両親は
特別冷酷な人間だとも思えないのに
どうして
私が心の病気で苦しんでいるとき
私を優しくいたわってはくれないのだろうか
どうして
私は責められないといけないのか
と。
先日
Netflixであいのりアフリカ編を観ました。
1994年に起きた
ルワンダ大虐殺のことを扱った内容が取り上げられていました。
私なりに短く説明すると
ルワンダはベルギーの植民地となったとき
ベルギーの統治下で
2つの民族に分けさせられて
分割統治させられていたそうです。
一方の民族がもう一方の民族を
政府に命じられて
虐殺してしまったという内容でした。
・
私は
この話を観て
今私が置かれている状況と酷く似ている
と感じました。
私が私の調べられる範囲で調べたり
これまで見聞きしてきたことを
総合して思っている持論にすぎないのですが。
日本は先の大戦でアメリカに負けました。
アメリカのGHQは
日本が再び矛先をアメリカに向けてくることを恐れていたそうです。
それで
直接統治ではなく間接統治にしたそうです。
戦後
旧優生保護法ができました。
マッカーサー元帥がそれを反対したとの
記録があるようですが
当時の真相を突き詰められない私は
この記録をその言葉通りに信じてはいません。
旧優生保護法のせいで
障がい者や精神疾患患者への風当たりが厳しくなったのは
想像するのが容易です。
日本は民族間では対立させられなかったけれど
この法律によって
日本人を強者と弱者とに分けることで対立を生み出し
怒りの矛先をアメリカに向けることを回避してきたんだと私は思います。
・
この法律で
私は私の両親とぎくしゃくしていると感じます。
両親は
生まれたころから長い間
精神疾患患者に対しての偏見を植え付けられて成長してきたんだと思います。
社会全体がそんな空気だったでしょうから。
私がうつで弱っているとき
私をあたかも攻撃するような
そして落胆しているような言葉を発するのは
そのことが根っこにあるからだと
私は思っています。
・
大学のとき
一般教養の科目で
民俗学を取りました。
その中で
七福神に関する話が特に印象に残っています。
七福神の福禄寿について。
詳しいことは私もよく分かっていないのですが
この神様は病気や障がいがあって
それで頭が長くて
昔の日本では病気や障がいを持った子どもが生まれると
その家に福が来ると信じられていたことから
この神様が七福神の中にいると
習った記憶があります。
そんな日本の昔からの考えを
変えるのに
法律を使うなんて
と思っています。
・
毒親
なんて言葉が結構ネットに出回っているけれど
もちろん悪いことする親は良くないけれど
だからって
自分の親を憎んだところで
その後の人生が本当に明るいものになるのかは
甚だ疑問で。
Netflixのあいのりアフリカ編では
自分の家族を虐殺した張本人をも許して
同じ村で暮らしている人の様子も取り上げていました。
自分の愛する家族を殺した人と
抱き合っていたその映像は
すごく衝撃でした。
でも
その虐殺した人もそれをしなければ
殺されていたと…。
・
文章にするのが下手で
うまく伝わらないかもだけど。
苦しみから解放されるためのヒントが
あるような気がして
ここに私の一つの心の記録として
残しておこうと思います。