「ありがとう!」や「感謝!」って言葉、なんかむず痒くって
「ありがとう!」や「感謝!」って言葉を使うには、
なんかむず痒さを覚えてしまう。
「楽しかった」とか「面白かった!」は簡単に言えるのにね。
この楽しかった、面白かったには、
「ありがとう」や「感謝」の気持ちはちゃんと入っている。
ストレートに言ったほうが伝わるのに、
あえて隠してしまうのも、心の成せるワザなのです。
これは多分心の防御反応です。
手に取ることも、目で見ることも出来ないものを
言語化するのは大変です。
それが自分の心だとしたら、なおさらです。
また相手に気持ちを伝えるということは、
自分の素を晒すこと。
自分の「素」を晒したいと思うっている人は、
そう多くはないでしょう。
でも伝えられなかった、伝わらなかったという後悔が傷になることもあります。
例えば婚活中の人からは、
「相手に感謝の気持ちや自分の気持ちを伝えるのが苦手」
「相手がつまらなそうだった、相手が何を考えているのかよく分からない」
をよく聞きます。
また亡くなった親や恩人に
「感謝の気持ちや謝罪を言えなかったことを後悔している」
という話もよく聞きます。
一方SNSでは「ありがとう!」や「感謝!」の言葉はよく見かけます。
言うよりは書くほうが簡単なのかもしれません。
また、繰り返し書くことによる相乗効果も期待しているのでしょう。
言葉と心の関係って一筋縄ではいかないもの。
気持ちをそのまま伝えられたら、
そしてそのままに伝わってきたなら、
世の中、もっと生きやすくなるのにね。
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