(アクチュアリー数学)確率漸化式の立式テクニックと隣接3項間漸化式(2024早大理工入試より)
アクチュアリー数学の試験では素朴な確率の問題や確率漸化式等, 高校数学からの出題も見受けられます. 今回はその中でも確率漸化式の立式テクニックと隣接3項間漸化式について, 今年行われた入試問題を題材に確認したいと思います.
解答(1)
3試合の勝敗は$${2^3=8}$$通りあります. 樹形図を書くと, 勝ちを〇,負けを×として(〇,〇,〇),(〇,〇,×),(〇,×,〇),(×,〇,〇),(×,〇,×)の5通りが連敗しない場合であることが分かります. 1通りにつき