落語はお好きですか?~夏は怪談噺~
みなさん、こんにちは!
先日の雷雨はものすごかったですね。
雷鳴がおっかなくて苦手。。。
なーんて方もいると思います。
怖いことに関して言えば
夏のこの時期は
肝試しや怪談噺といった
おっかないものにふれて
涼をとる方も
いらっしゃるかと思います。
夏は寄席の方でも
怪談噺を高座にかける落語家さんが
多くいるかと思います。
今回のブログは幽霊やお化けといった
怪異を扱う噺の中で、
僕が好きな演目の1つ
「化け物使い」
について少し。
大まかなあらすじは
人使いが荒く使用人が居つかない、
隠居の吉田さん。
そんななかで、
隠居の人使いの荒いのを承知で、
もく助さんという無骨な男が現れる。
すぐに辞めると思いきや、
人使いの荒い隠居のもとで
もく助さんは三年間も働き続けている。
ところがある日、
隠居は化物屋敷と噂される家に
引っ越すことになった。
人間は恐くないが、
化物は大嫌いで苦手なもく助さんは
暇を取って国元へ帰ってしまった。
このあと、化け物屋敷に引っ越した隠居は
そこに夜な夜な出てくるお化けを使用人代わりに
使い始めていく。。。。
とまぁ、こんなあらすじです。
怪談噺と聞くと怖いイメージがあると
思いますが、そこは落語なので
面白おかしく噺が進んでいきます。
この演目はYouTubeなどで
聴けるとおもいます。
僕のおススメの落語家さんで
この二人がそれぞれ演じている。
「化け物使い」
聴き比べてみるのも、
おススメで~す。
落語の面白いところは
同じ演目でも噺家が違うと
演目の雰囲気や
登場人物の演じ方にも
違いがうまれます。
演目の背景や情景などを
イメージさせる巧さ。
気が付いたら噺の中に
聴衆をのめり込ませる技。
そういった部分を感じれる時は
たまらなく楽しいと思います。
今日も暑いですが
これから気温が少し低くなる夜に
涼みに来てください。
藤香想は21時まで営業しています。
Yo-hey