大切なものを大切にしてくために
お庭の椿が満開になりました。
かたいつぼみの頃から「まだかなまだかな」と待ちわびてたのが、今では八重咲きの花がいっぱいに咲き乱れ、枝がしなって重たそう。
そのうちの一輪を、リビングを飾るために手折らせていただきました。
さて、今日の由無し事。
最近めっきり忙しい。
ばたばたとスケジュールに追われる忙しさもある一方で、実は全てがとっても嬉しいご依頼であったり、新しい出会いに恵まれたものであったりで、「是が非でもやりたい!」と思ってGOしてしまう予定ばかりなのです。
充実感にあふれている一方で、ちょっと悩み事なのが、すごいスピードで進む毎日の中で、取りこぼしてるもの・大切にできなくなっているものがある…という感覚。
食事に誘ってくれる友達のLINE。
ちょっとした電話。
SNS上で、応援してくれてることは感じてるのに、連絡は取り合ってなくて疎遠になっちゃってる知人。
凄まじいスピードで交わされる連絡の中で、ついおろそかになってしまう感謝の言葉。
陰ながら支えてくれてる人への気配り。
そういうものが、ついつい後回しになってしまっているのが、悩み事。
忙しいっていうのを言い訳にするのはかっこ悪いからあんまり言いたくないのだけど、どうしても「ごめんね、今立て込んでいるから落ち着いたらね」と伝えざるを得ない(そして立て込みが1~2ヶ月続いたりする…)
睡眠時間や食事休憩の時間を削れば「対応」はできるのだけど、それってなんだかとっても事務的で、自分自身の回復の時間を削るために後にしわ寄せが来たり、せっかくその人と接する時間なのに、どこかしらせかせかトゲトゲしちゃう。よくないよくない。
相手だって忙しい中自分のことを考えてくれてるのに。
独りよがりにしんどいアピールしないのが大人ってものなのに。
いろいろなことに邁進しながらも、ちゃんと身の回りにある/いる大切なものや人を大切にして、丁寧にゆとりを持って接することができるようになりたい。と、考えてる今日この頃です。
そうだ、涼しい顔でいれる女になりたい。
白鳥のように、水面下では足をばたつかせてても、すいーっと優雅に泳いで渡れる女になりたい。そしてなるべくならそもそもばたつかない技術を得たい(笑)