西わらび定植(業務外日誌 2019/06/15)
朝8時半に左草集落の農業振興課長宅に。
西わらびのポット苗を、借りた畑に定植するためである。
段取りは基本、課長につけてもらい、耕起からマルチ張りまでは山の幸王国(堆肥づくりや作業請負をやってる西和賀の第三セクター)にやってもらい、俺は穴掘り君で穴を開けて、ポット苗をそこに入れていくだけというお気軽定植である。
ちなみに。
写真左下に写っている課長は二日酔いでノックダウン寸前である。
で。
定植完了。
お気軽と言ったな、あれは嘘だ。
長いこと耕作していなかったところで、牧草などの根っこが多いのと、気候(小雨)のせいで、マルチ上に水が溜まったりと、穴掘り君で穴を開けるのも結構時間がかかった。
結局、300強のポットを植え終わったのは17時過ぎ。途中飯休憩、タバコ休憩など、2時間くらいは休んだけど、なんだか平日出勤したときのような仕事っぷりである。
ポット苗、持ったときに時折、ポットの触感が堅いやつがあるのだが、そういうのは苗を取り出すと、真っ白な根がポットに貼り付くように伸びている。
「これが横にべろべろべろ〜っと伸びるんだ」by 課長
今日植えたなかに、ひとつだけポットを突き破って根を出しているのもあった。強い。
ポット苗で植えると、来年春からわらびが採れはじめ、本格的な収穫は再来年春。きみも目指そう、わらび長者!
これまで、西和賀産業公社絡みで、西わらびを採集し、選別し、袋詰めし、販売し、そして今日、定植。
生産・加工・販売、すべてにちょっとずつでもかかわったことになるので、「6次産業全般担当」という肩書きに、実際がちょっと追いついた感じである。
唐仁原 俊博 a.k.a. 西和賀町のやべーやつ / とうじんばら としひろ
岩手県西和賀町 地域おこし協力隊 / 演出家 / エンハンサー / エンチャンター
大学生・怠惰な生活・演劇の三足のわらじで、京都大学を10年かけて中退した、元フリーランスライター。ほんとは大してやばくないけど、最長3年の任期をフル活用するためにも、やべーやつを名乗ることにした。
ほんとに大してやばくない。
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