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謎の覆面男のマネージャーに会ったり、西和賀民と親睦を深めたり(業務日誌 2019/06/14)

西わらびのポット苗配布という農業振興課の6次産業全般担当っぽさあふれる任務のため朝から両沢集落に乗り込む。

初めての両沢。苗を取りに来る人がいないときは本当に静かでええところやった。

静かでええところになにやら放送をかけながら近づいてくる車。
町唯一のパチンコ屋「パーラーユモト」の宣伝車だった。
宣伝車あるんや。すごいな。

←は両沢集落営農組合の代表、土井さん。机の上にあるのはリポD。
オロナミンCと並ぶ、農村地帯の地域通貨、リポDである。

土井「ドリンク飲むか?」
おれ「いやいや、おかまいなく」
リポD「やあ!」

両沢集落営農組合は、「農家のおしごとナビ」にも広告を出していて、年に1、2人は応募があるらしい。

↑ここから募集、どうぞ。

両沢集落営農組合ではりんどうの栽培もしているということで、これ。

以前、りんどうの栽培講習会で名前を聞いたときから気になっていた「りんどう一本勝負」。農薬とか肥料の名前は気合いが入ってるのが多くて、ふふってなる。

両沢から庁舎に戻るとき、気持ちのよい場所を見つけた。

なるほど。

「忘れたか・・・・」。
なんか口調が少年漫画のようだ。

午後、北上へ。夏油古民家カフェ「小昼」を目指す。

なぜなら、小昼のマスター・中村さんに「人を紹介する」と言われたから。

この子ではない。

紹介されたのは西和賀町のご近所さん、金ケ崎町で以前、地域おこし協力隊をやっていた岩隈さん。岩隈さんはまもなく330歳になる謎の覆面男・千貫石太郎のマネージャーでもある。

岩隈「今日も連れてきてます」
おれ「あー そーゆーことね 完全に理解した」

岩隈さん、協力隊を卒業したのち、一度故郷に帰ったのだが、今後再び金ケ崎町に舞い戻り、古民家を活用してのあれやこれやを画策しているそうだ。

すごい。

計画を簡単にまとめたパワポ資料ももらう。人に配ってるらしい。俺も資料いつも準備しとこうと思って、100均でファイルは買ったのに、全然準備してない。そういうとこだぞ。

その後、小昼のマスターに「リノベを本気でやるなら、こういう資材を格安で譲ってもらえるよ」と、マスターが溜め込んでいる建築材料を見せてもらう。

たとえばこんなのも。

ソーシャル・キャピタルという言葉が頭をよぎる。

ほんで、西和賀に舞い戻り、『西和賀民の親睦を深める会』に参加。湯田牛乳公社の小林氏・金親氏が呼びかけたイベント。「西和賀民」と言いつつ、今回は実質、先日のベルフ牧野林の「山の市場」の打ち上げである。

この、いかにも打ち上げっぽい絵面!

ちなみに、2次会会場の「純」で小林氏はおっぱいを破裂させていた。何を言ってるかわからねーと思うが、本当におっぱいを破裂させていたんだからしょうがない。

久々にしこたま飲んだ。

そして、湯本のまちなか交流館の駐車場で車中泊をキメる。
寝袋 is God.

唐仁原 俊博 a.k.a. 西和賀町のやべーやつ / とうじんばら としひろ
岩手県西和賀町 地域おこし協力隊 / 演出家 / エンハンサー / エンチャンター

大学生・怠惰な生活・演劇の三足のわらじで、京都大学を10年かけて中退した、元フリーランスライター。ほんとは大してやばくないけど、最長3年の任期をフル活用するためにも、やべーやつを名乗ることにした。
ほんとに大してやばくない。

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