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💊今朝の登販塩酸塩

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『医薬品登録販売者』試験に効用のあるサプリです。暗記の速度にあまり自信がない方向け。 内容の図式化や、ちょっと深い専門知識が特長です。 ※記事の利用の際は、閲覧する方の判断でご利…
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2024年11月の記事一覧

💊3💊『ねつ,はな,のど』について整理しよう![第三章 脳神経,呼吸器薬]

▢『整理』により複雑さが解消される   登録販売者試験の第三章では、はじめの『精神神経薬』、『呼吸器官薬』の項目だけで、7種類ほどの薬剤の項目が登場します(かぜ薬をのぞく)。  そしてその各々に、複数の成分(抗ヒスタミン成分、鎮咳成分など)が配合されています。  最重要の第三章『主な医薬品とその作用』では、前半にボリュームが偏重しており、このあまりの分量に圧倒され、ここで資格取得をあきらめるケースも多いとききます。  そこで、あくまで学習上の分類で、むりくりな部分もあり

💊4💊信長の『いたみ止め』解熱鎮痛成分[第三章 脳神経薬]

▼この記事では『いたみ止め』の解熱鎮痛剤を扱います。 大まかに分類して4系統があり、それぞれにちがった特長があって使い分けられています。  尚、次の記事の『酔い止め』を秀吉、『トローチ剤』を家康としたため、『いたみ止め』を信長になぞらえて解説します。 ▢痛みの原因物質『プロスタグランジン』とは ▼解熱鎮痛薬は、主に痛みの原因物質『プロスタグランジン(PG)』に作用して痛みを和らげます。  PGは体の恒常性維持に働く生理活性物質ですが、過剰になると痛みとして認識されます。