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うさぎごと 第1回 クローズ就労で信頼を得るために
統合失調症であることは職場には言っていません。
いつか、言えたらいいなと思っています。
伝えた時に「統合失調症でも一緒に働けるんだ」と
思ってもらえる人間になりたいです。
そのためには何ができるかを考えてみると、病気については隠した状態で地道に信頼を得るしかないなと。じゃあどうやって信頼を得るか?について考えてみました。
突発で休まない
言われたことはまっすぐ受けとる
「ありがとうございます」を言う
基本的なことになってしまいましたが、説明していきますね。
1.突発で休まない
突発で休むということはやっぱり会社側の大きな負担になります。実際の作業が進む・進まないは別にして、他メンバーの士気に影響があります。もちろん風邪やコロナ、インフルエンザはしょうがないのですが、そうではない休みが頻繁に起きた場合は
「どうして休んだんだろう?」
「何か自分が悪いこと言って落ち込んでしまったかな…」
と周りは色々考えてしまいます。
障害者雇用であれば配慮はされるので大丈夫だと思いますが、クローズ就労の際は突発での休みは避けたいですね。
2.言われたことはまっすぐ受けとる
精神疾患もちあるあるなのですが
「あの一言、私への嫌味だったのかな?」
と受けとる人が多いです。
ハッキリ言うと、6割くらいは嫌味ではなく無意識です。もちろん「バカ」とか「アホ」とか言われたら別です。それは立派なハラスメントなのでこっそり録音や記録して反撃に備えましょう。
そうではなくて、たとえば「ありがとう」の言い方が嫌な感じだった!とか、そういう場合はほとんどが嫌味を言おうとか意識していません。もしたとえそれが嫌味だったとしましょう。嫌味だった場合、その人は裏では周囲から嫌われていると思います。嫌われている人の言うことなんて気にするのは無駄です。
言われた言葉は、文面そのまま受け取ってください。前向きな言葉だったらそのままいい方に受け取って、あからさまに傷つける言葉だったら、誰かに相談する時のために記録にしましょうね。
3.「ありがとうございます」を言う
これは私も忘れがちなのですが、やっぱり「ありがとう」は強い。
とてもポジティブなワードですし、互いの活力になります。人間、言った言葉は言われやすい言葉だと思っています。「ありがとう」をたくさん言う人は「ありがとう」をたくさん言われます。
精神疾患を持っていると「そんなこと言う元気でないよ」と思います。私もそうですし、いまだに感謝を伝えるのは下手くそで、道を譲ってもらった時などつい「すみません」と言ってしまいます。そこを「ありがとう」に変えていく努力をしていくと、お互いエネルギーを送り合えるようになるのでいいです。
これは職場だけではなくて周囲の人全員にやってほしいですね。
まとめ
取り上げたのは、基本的なことだけれどメンタルが病んでいる時はなかなか実践できないことでした。クローズで就労する際は、無理しない範囲で始めてみてくださいね。