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20240813 | わかっているはずだったホライズンブルー

 午前中は寝不足で、うとうととしながら仕事を片付ける。こんなんじゃ駄目だとわかっていながら、生産的な活動に手が付かない。家に帰ってからもゲームに逃避する。麻雀とスプラトゥーンが最近のお気に入りで、誰かとの対戦で時間がどんどん過ぎていく。わかっている。三年後、五年後、十年後のことを考えたらいまこの時間は運動をした方がいいんだと思う。それでも身体がどうしても動かなくて、楽なことばかりやりたくなってしまう。食う。寝る。遊ぶ。そういえば昔、そんなキャッチコピーが世の中にあったな。

 このままではいけないと思った私は、音楽をかけた。HONNEというロンドン出身の2人組エレクトロ・ポップ・デュオの曲を聴きながら(友人が教えてくれたアーティスト、心地いいサウンドだ)、どうにかせめてnoteを書くくらいの生産的なことをしようと思った。否、生産というよりは排泄に近いのかもしれない。自分の思考を外に押し出すことで、現状を把握したかった。

 太った。部屋がちらかっている。食生活が乱れている。サプリを飲んでいない。スキンケアもできていない。丁寧に生きていない。こんな状態だと、人に会えなくなってしまいそうだ。容姿や身だしなみに苦言を呈する人が少ないため、それに甘えてしまっている。大切な人からもらった美容液がたっぷりと余っていること。胸が痛い。

 まず自分にできることは、部屋を片付けることだろう。あとはストレッチだろうか。1日5分くらいでもやるだけで気分が違うはずだ。音楽には不思議な力があって、何も作り出すことができなかった指先でもキーボードを叩けるくらいの元気が出ててきた。このnoteを書き終えたら、私はストレッチの動画を起動しよう。約束する。誰にでもなく。わかっている。そうだろう、私。

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