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臓器移植患者の経年変化

「臓器移植患者の経年変化」
1.      臓器提供者数の推移
政府資料より平成22年以降、心停止による臓器提供が減少し、脳死による臓器提供が増えている。令和2年度では2020年のコロナ流行による行動制限でドナーとなるような人間の死者数が減少した可能性がある。これは病院報告2020で新規入院患者数がコロナの行動制限で減少したことと整合的である。

2.      移植希望者と腎臓移植希望者の推移
コロナ後の2020年以降、臓器提供希望者が急増している(腎臓が特に増えている)。急激に高齢化したとは考えられない。コロナによる宅飲みの増加など、高齢化以外の要因が考えられるのではないか。

3.      移植実施数と移植実施率
 移植希望者の増加に対してドナーの増加が追い付いていない。特にコロナでドナーが減少した結果、臓器移植実施率は大きく減少している。国民全体を見ると健康になっているが、臓器移植希望者など一部の人間は不健康になっている。ただ肝臓の臓器移植実施率は年々向上している。






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