障碍者雇用枠 転職活動の記録

このnoteには私の転職活動の記録を残す。
私は統合失調症の病歴を持っており、今回障碍者雇用枠での転職活動に取り組んだ。私の年齢は34歳であり、そろそろ転職が厳しくなってくる年齢である。転職エージェントには「障碍者雇用バンク」、「atGP」、「Dodaチャレンジ」を用いた。

 障碍者雇用バンクは最も連絡が迅速で模擬面接なども実施してくれた。紹介する企業も私が属する建設業界だけでなく、他業種の職種も紹介してくれた。atGPは主に建設業界の求人を紹介してくれた。Dodaチャレンジは他業種の求人が多かった。

障碍者雇用バンクは電話での簡単な聞き取りをもとに推薦状を作ったりしていたようだが、atGPとDodaチャレンジは2時間くらいのWeb面談でじっくり話を聞いてくれ、それを元に職務経歴書の添削や推薦状の作成を行ってくれた。ここはさすが大手であると思った。特にatGPの職務経歴書の添削は役に立った。

転職活動の結果は14社に書類を送り、2社書類選考を通過し、1社内定を得た。内定を得たのは結局同じ建設業界のゼネコンだった。事務での採用である。今回の転職活動で思ったのは未経験で異業種転職は相当な難易度であるということである。日本の雇用の流動性は極めて低いと私は感じた。

 障碍者雇用のメリットはやはり配慮を受けられる点であろう。私の場合、感情的な叱責を辞めてもらうようお願いした。これで心理的安全性が保たれた職場に転職することができる。内定先の面接は非常に穏やかで、好印象だった。

 私は今回たまたま提示された年収が400万円だったので、貧困からは脱出できた。この要因としては建設業界の経験が買われたらしかった。本当は建設業界から脱出したかったが、どうやら無理なようだった。とりあえず貧困から脱出できただけでもよしとすることにする。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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