教え方それぞれ【マスク!手洗い!うがい!】

あくまでも

その時その人にあった教え方の一例

として紹介していきます。
誰でもがいつでも一発でわかる教え方ではありません。

新型コロナウィルス。

世界中で大変なことになっています。

毎日テレビ、新聞、そしてインターネットでもニュースが流れ、一つ隣の駅でも、二つ離れた市でも観戦した方がいると話題になり、遂には、

臨時休校。

おとなはマスクを探し、子どもの預け先を探し、食材を買い増し…と、大慌て。

じゃあ子ども達はどうかな?

「おやつだよー!うがい手洗いして!」

「しないと死ぬよ…。」

と、重過ぎるほど重く受け止めている子もいれば、

「電車乗るんだからマスクしなさいよ!」

「マスク嫌いなんだよな。」

と、軽過ぎるほど軽く受け止めている子もいる。

中には、マスクをしている子の前でわざと大げさに咳き込んでみたり…。

温度差がすごい。

普段の生活で我々ができる対策は、

マスク、手洗い、うがい

が一番大事だと言われています。

おとなならば、

うむ!心得た!

となりますが、子どもは

手強い。

一つ一つ、

なぜ大事なのか?

を遠くの方から説明します。

なぜ、マスクをしなくてはいけないのか?

ウィルスは喉や鼻に住み着き、

咳やくしゃみで外に出ます。
外に出たウィルスはそのままでは死んでしまうから、近くの人の喉や鼻に入ります。

それが

感染

です。

自分の喉や鼻にウィルスが住んでいた場合は他の人に感染しまいます。

逆に他の人の喉や鼻にウィルスが住んでいた場合、他の人から感染してしまいます。

そうならないために、くしゃみや咳で飛び出したウィルスが飛び散らないようにするのが、

マスク

です。

でも、マスクをしたからと言って、手洗いをしなくていいかと言えばそうではありません。

喉や鼻に住み着いたウィルスは、

みかんやお菓子のように手で食べるものを食べた時や鼻をかんだり触ったりした時、

手にも着きます。

そのままドアや窓を開け閉めすると手からウィルスは

ドアや窓に着きます。

そのドアや窓を触った手でみかんやお菓子を食べたり鼻をかんだり触ったりするとウィルスは

自分の喉や鼻につきます。

そしてやはり

感染

しまうのです。

そうならないために

手洗いはしっかりとしなくてはいけない

のです。

さて、ここまでずっと

ウィルスは喉や鼻に住む

ということを言ってきました。

そう考えると

うがいの大切さはもうわかりますね。

喉に住み着いたウィルスを洗い流すためにとても大切なことなのです。


マスク、手洗い、うがいの大切さ

は、そう簡単には伝わりません。

なぜならウィルスは

目に見えないから。

目に見えないものは、

ないと同じ

と捉える子もいます。

でも

とても大切なこと

なので、伝わるまで、手を替え品を替え、文字や絵や写真などさまざまな伝わる工夫をして伝えていかなくてはいけないことです。


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峠工房ののんさん
サポートは峠工房の維持運営費となります! 受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。