考えてみるとちょっとゾクっとすること。
娘がまだ生まれてすぐ。
首が座らないから散歩にも行かれない1ヶ月間。
娘はお猿さんみたいな顔して時々ひゃーひゃー泣いてコロコロ転がってる
とんでもなくかわええ!!!!
小さな生き物。
言葉がけの大切さはわかってはいたのですが、私は元々そんなにコミュ力高くないけど芸人気質なので
リアクションがない相手に話す
のはハードルが高く、なんと声かけしていいものやら?と考えあぐねていました。
とは言え、
そんな事言ってたらヤバいんではないかい?
という気持ちはありました。
パソコンは
潜在的能力は高い
けど、
人が操作して情報を与えなくてはただの光る箱
です。
それと同じで赤ちゃんがいくら高性能な人間の脳みそを持っていてもまだこれは初期設定もされてない状態なのだから、
こちらがインプットしないとアウトプットできないのでは?
それで話しかけるようにしましたが、
自分をママとかお母さんというのがどうも気恥ずかしい。
結局、
私
と自称していました。
案の定、1番初めに話した言葉は
うまい!
お父さんでもお母さんでもなく
うまい!
1番多く与えた言語の情報が
うまい!
それから私の人称単数は
お母さん
にし、かける言葉も必要性の優位を意識するようになりました。
そして娘は今では
3周目となるワンピース視聴中、トラファルガーローのセリフを先回りして言える
くらいの言語力と
オタク力
の高い6年生になりました。
でも、時々考えるのです。
もし、あの時私がやばいと思わず言葉をかけることをしないまま時が過ぎていたらどうなっていたのかな…と。
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受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。