no.33 丸い一輪挿し 作成編
陶芸教室で作っている作品の作成過程について紹介しています😊
大阪では桜が咲き始めました。もう春ですね🌸
以前書いた以下の記事では、作品の季節性について考えました。
これから4・5月に需要のありそうな作品を作ろうと思い、引越し祝いや母の日のプレゼントになりそうな花瓶を作ることにしました。
■粘土のメモ📝
今回は花瓶1つにつき半磁器土(陶器と磁器の間の土)を550 g使用しました。
丸っこくてかわいらしい一輪挿しを作ります😘
以前まん丸の蓋物を作ったときに、丸く成形する練習ができたので、今回は以前ほど苦戦することなく成形できました😉
また、事前にYoutubeで花瓶を作る動画をいろいろ見ました💻Youtubeで言われていたポイントで事前に見ておいてよかった、と思ったことがいくつかありました👍
1つめは、口の部分を狭くしていくと、粘土がどうしてもヒダ状になってしまうのですが、ヒダになってきたら失敗なのではなく、ヒダになったらそーっと平らにならしていけばいいそうです。
2つめは、一気に丸くしたり口を細くするのではなく、引き上げながら徐々に丸く、細くしていくといいそうです。
この2つの情報が非常に役に立ちました😎
▼成形後に削れるまで乾かした状態
なかなか2つとも同じ形にするのは難しかったです😅
それにどういう形が良いか(口の部分が長い方がいいのか短い方がいいのか等)作ってみないと分からないので、切って同じ形にせず不揃いなままで良しとしました🙄
シッタという台に粘土を巻き付けて、その上に逆さまに花瓶を置き、底の部分を削っていきます。
削りの最後にヘラを押し当てて削り跡がなるべく消えるように均しました👍
▼底の部分を削った後の状態
上の写真の状態でも良いかなと思ったのですが、まん丸ではなく肩が張ったようになっているので、肩の部分を削ります。
口を上にして土で止めて削ります。
▼削りが終わった状態
2つとも肩の部分が丸くなりました。
口元は薄くしたのと(右)、カクっと厚めにしたのと(左)、どっちがいいかな。
教室の他の生徒さんにいろいろ意見を聞いてみると、口は長い方が良い派の人も短い方が良い派の人もいたし、穴はもっと大きい方が良いという人、狭い方が良いという人、いろんな人がいました🤯
どういう形が良いのかな、と真剣に悩んでいたのですが、こんなに意見が分かれるということはもはや好みの問題で特に正解ってないんじゃないかな、という気持ちになりました🤣
あとは色をどうするか!
次は素焼き後に更新します✨
【2021/5/10 更新】この作品の続きはこちらの記事です。ぜひご覧ください😉
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