四国・中国旅: 3日目 広島~岡山~香川
↓前日
ホテル発
この日も冷え込みは厳しく、午前中から気温は3℃前後で推移していた記憶。福山駅以西には今回は足を伸ばさないので、倉敷まで電車で移動してそこからカーシェアを利用して移動することにする。
カーシェア借りた時点で11時で、この日の温浴施設候補はいずれもオーシャンビューを期待していくので、ここから行動可能な時間は6時間ない程度、と考えるとできるアクションは2~3こだなと考えつつ、最初の目的地に車を走らせる。
目的地への移動には高速道路を利用していたが、一部で路面が凍結している様子で、途中まではおっかなびっくり運転しつつ問題なく進むことができたが、最終的にどこかのIC(失念)目前で明らかにハンドルを取られる感覚があったので大人しく下道へ。下道は凍結懸念のある個所はなく、安心して運転できた。タイムズカーシェアをメインで利用しているが、基本スタッドレスは履いていない(*地域によらず。オプションで利用可能なケースはある模様。)ので、寒い地域での早朝・深夜の利用はかなり神経を使う。
道の駅 久米の里
なんでこんな場所に来てるんだよ、という話ですが、(広島もそうなんですが)岡山って結構都会で観光資源チックなものは案外限られるっぽいので、一人で行動しているときしか来られなそうな場所に来ました。目当てはこれ。
なんでもこれ、個人制作とのことで。写真で見るとスケールはわからないですが成人男性でも見上げる必要があって、4~5メートルかな。(後付だとは思いますが)サンライズのコピーライトもあり、町長からの感謝状もありと結構な待遇を受けています。実際、ここに一人これ目当てで訪れた人間がいるわけで、個人の執念が一つ観光資源を作った事実はすごいものだと思います。
さてここに到着した時点で13時(予定だとあと45分くらい早く到着していたかったのですが、前述のトラブルもあり)でお腹が空いている時間、ここから倉敷に帰る道中で食べるよりはということで道の駅めしをいただくことに。
結論申し上げるとあまり口には合わず…しょうゆベースの味付けかなとは思われるものの、いまいち甘いもしょっぱいもはっきりしない茶色い味がして、入っているお肉もホルモンなので旨味ぎっしりではない…
ちょっと残念な気持ちを抱えながら、反省を活かして帰りは下道だけで倉敷をめざす。
倉敷美観地区
ここまでで15時30分。1時間くらいしか観光に使えないスケジュール感だったので慌ただしく見て回ったが、ここはゆっくり散歩をして風情を楽しむ場所だと認識。ちなみに有名スポットの大原美術館は休館中。いずれにせよ訪れる時間はなかったので構わないものの、1月後半は本当に観光シーズンではないんだなとこれまでの旅程含めて実感。
お店もたくさんあるが、一人で歩いている分には「まちなみきれー」という気持ちを味わったらお腹いっぱいなので、時間の兼ね合いもあり速やかに次の目的地へ。帰り道の路面凍結懸念や酒が飲めないという点から、本当はここでカーシェア返して電車で向かいたかったが少しでも移動時間を圧縮するために車での移動を決心。
瀬戸内温泉 たまの湯(https://www.seto-tamanoyu.jp/)
本日のメインイベント。瀬戸大橋スパリゾート(https://www.seto-tamanoyu.jp/)と悩んだがその後の動線を考えるとたまの湯に軍配が上がった。振り返ると、結局高松に2泊してしまったのでスパリゾートに宿泊して瀬戸大橋を日中に横断するのが正解だったかなと今更。
★サウニング
サウナ:2種類。ロウリュウサウナ(広め)と塩サウナ。塩サウナは残念ながら温度低すぎで実質ロウリュウサウナ一択。こちらは程よい温度。90℃前後でじっくり入っていられます。テレビあり、地元の人々で賑わいますがあまりおしゃべりの声は聞こえず。
内風呂:熱め/ぬるめ/水風呂 の3種。水風呂以外は温泉でした。
外風呂:かなり広い。眼前に海が広がるすばらしいロケーション。寒かったけど…。風呂は寝湯、壺風呂(陶器風呂)、海が見える風呂、岩風呂*2と豊富。整いスペースもインフィニティチェアが4脚とそこそこ。ベンチも別の場所に用意されており、平日に訪れる分には場所に困ることはなさそう。
海が見える風呂(公式名称:風の湯舟)は塀の隙間からヌッ!と頭を出せばそのまま海が見えるのでここに一番長く浸かっていた。
路面凍結にビビりつつ、夕暮れから完全に夜になるまで入浴。時間の経過を楽しめる良い湯だった。開き直ってここで食事も済ませようということで食堂へ。
四国中国はやっぱり海のものが美味しいみたいでこれもおいしかった。
研修中のバイトの子が頑張って接客をしてくれていた。隣のお客さんに配膳するときに味噌汁こぼしてたので、ちょっと受け取るときには身構えたが自分の番ではそれは起こらず一安心。
ここも休憩コーナーには少ないながら漫画など備えられていた。一日過ごすほどの施設でもないと思うが、景色ごと持っていけるのであれば自分の住んでいるところの近くにほしい。そうでなければこのぐらいの施設はいろんなところにある…というのが公平なジャッジかと。入館料1,600円も地域平均からしたらかなり強気では(東京でも平日1,500円でずっといられる施設がある)。
食事を終えてそそくさと退館。19時には出発し、20時30分ごろ倉敷駅着。
倉敷~岡山~高松
ここは電車移動。高松には22時過ぎには到着し、海を隔ているのに案外あっさりつくものだと関心した記憶。マリンライナーに乗ったが、岡山~高松を日常移動してる人もいるにはいるのだろうな…と。上にも書いたがこの瀬戸大橋の移動を夜に済ませてしまったのは結構な減点ポイントだったかもしれない。が、翌日の香川での行程に自由度をもたせる意味では必ずしも間違った選択ではなかったと自負。
ビジネスホテル パレス高松
今回の旅程で最安のホテル。税込み4,500円以下という破格の条件。流石に設備全体が古めかしい感じは否めなかったが、汚らしい部分は特になく自分としては寝るだけの設備としては上等すぎるくらい。エアコンが臭かった気がするので神経質・体が繊細な人にはこの価格帯のホテルは流石に厳しかろうななどと想像。
翌日はちょっとだけ早めに起きてフェリーで小豆島へ行くぞ、とだけ計画を立てて就寝。
この日の振り返り:路面凍結の恐怖と戦いながら移動した一日だった。わざわざ道の駅にガンダムを見に行くなんて行為は人といたらまずできないだろうということで、旅程自体には後悔なし。瀬戸大橋スパリゾートを楽しむのと、瀬戸大橋からの景色を眺めることは今後にとっておくこととしたい。車での移動時間が長い日はやはり書くことが減るなと右上に表示される文字数カウントを見て思う。
次は4日目、高松~小豆島編。
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