四国・中国旅: 2日目 愛媛 ~ 広島
↓前日
ホテル発
前日の疲れが残っており、起床が8時ごろになってしまった+フェリーが良い時間がなくそれを待つと広島到着時点でこの日が半日潰れてしまうことが確定してしまうので、フェリー利用は断念。もともとどうにかして足を伸ばそうと思っていたしまなみ海道を通って尾道経由で上陸する計画に変更。まず今治駅を目指すことに。松山市駅ではなく松山駅まで歩き、電車で今治駅へ。
今治駅着
11:00頃。移動時間中にレンタカーを予約しておくべきだったのだが、乗り捨てオプションの金額が気がかりで旅程そのものを迷っているまま到着してしまった。
結局、どうしようもないので到着から1時間半後(12時30分)スタートでレンタカーを予約。待ち時間がもったいないので今治城にタクシーで行って返ってくることにする。
今治城
前日の松山城でちょっぴり自分の中で城ブームが来ていた+1時間程度で観られる程度のボリュームということでちょうどよかった。外観はシンプルで邪魔するものがすくなくお城らしい佇まいなので、松山城より写真ばえはする印象。残念ながら城内撮影禁止だったのと、だいぶ寒かったのでわりとあっさりめに観て終了。今治城そのものより、全国の城に関する展示(所在マップや写真)が興味深く、これはメモがてら写真を取りたかったなあと思ったのを覚えている。
松山城よりそもそも小さいから所要時間もそれなり。三方に配置された櫓にも入れたが、櫓そのものではなく櫓を利用して美術品などを展示していた。別に美術鑑賞に来たわけではないのでこれもさっくり流して、またタクシーで今治駅まで戻る。10分もかからない道のりだが歩くのには遠い、絶妙な距離。
レンタカー調達 ~ ユニクロ
ニッポンレンタカーにてレンタカー調達。本来貸出予定だった車がトラブルでまだ返却されていないということで、予約していたクラスより1クラス下の車両で、もちろん料金もそのクラスのものになるが構わないかと店頭で確認される。適当に予約していたので、料金が安くなることは歓迎、ということで二つ返事でOKした。車種はトヨタヤリス(ちなみに前日のカーシェアもトヨタヤリス(HV)だった)、レンタカーなので各種操作を丁寧に教えてもらったあと出発。
そして即ユニクロへ。今治城にいるときに流石に「この寒さが続くようであればこの旅行を楽しめる気がしない」と感じて調べたところ、なんと今治にはユニクロがあり、駅から車で10分かからない距離。ここで調達しない手はないと思い、帽子・ネックウォーマー・ウィンドブレーカー・ヒートテック上下を調達。1万円超の出費となったので安くはないが、ここをケチって思い出が「寒い」だけになるよりはよほどマシ(結果これでも寒いものは寒かったが)。
ユニクロの駐車場で温まりながら雑に目的地を設定。(結果雑すぎて大幅にオーバランして来島海峡大橋公園には行けなかった。無念)
道の駅伯方SCパーク
当日休業でした。まじでやることないので、ここでしっかり道を確かめたら行きたかった亀老山展望公園をとっくに通り過ぎていることが判明。なぜかナビで検索しても出てこないので座標を指定して改めて向かい、その道中で道の駅 よしうみいきいき館による計画に。
道の駅 よしうみいきいき館
ユニクロ寄ったりオーバーランしたりでこの時点で14時30分でした。まだたいしたことしてないのに全然時間がない。ここも正直やることはあまりなくて、お腹がすいたので補給として鯛カツバーガーをサクッと頂いて、亀老山展望公園に急ぐ。
亀老山展望公園
この日一番良かったスポットはここかな。シンプルに眺めがよくていい気分でした。角度によっては晴れ間も見えて、瀬戸内海の青に島々・橋がよく映えていました。展望台への入り口が謎に密で、石切り場のようなダンジョン感を醸していたのも個人的にはポイント高いですね。
とはいえ景色を観るくらいしかやることもないので、次の目的地へ。
道の駅 多々羅しまなみ公園
15時30分到着。この時点でレストランは営業終了しており、だいぶ朝型だなと思った記憶。売店も16時か半には閉まるとのことで、さっと見て回ったものの特段食指が伸びるものはなし。覚えていることといえば、道の駅全体に流れている音楽がBurn(Deep Purple)だったりPiano Man(ビリージョエル)だったりと、やや渋い選曲だったなと。
生口島 Yubune (https://yubune.co/)
この日のお風呂はここ。到着は16時前だったと記憶しているが、なんとメンテナンスのため17時までお風呂に入れないとのこと。19時30分には乗り捨て先の福山駅で車を返却しないといけないので、17時からゆっくりお風呂に入っていると間に合わなくなると思い、一旦入浴断念するも、この地点以降そもそもしまなみ海道の主だったスポットもないようなので、少し時間を潰してから入浴することに。
サウナは温まり切っていないと言われたものの、少し早めにお風呂自体は準備できたということで16時50分くらいに入場。平日なのもあり、出ていくまで貸切状態で滞在できた。
内風呂:3つ+1つ(水風呂)。外風呂はありません。タイル張りの壁にはいろいろな海の生き物が書かれており、これは結構楽しいなと。子供が喜びそう(そうか?)。
サウナ:1つ。完全にあたたまると90度超ですが結構天井が高いので体感温度は低め。ちゃんと蒸されるためには5分では足りないかなという印象。
外気浴:内風呂からサウナ室への動線に3名程度が腰掛けられるベンチが設置してあり、そこで休む形。サウナ→内に入って水風呂→ベンチで休憩となるので動線的にはあんまり良くないかも。でもコンパクトな作りの銭湯なので、こうするしかないのか?
その他:サウナ室入り口の横に水分補給用のジャグあり。中に充填されているのはオリジナルのデトックスウォーター(この言葉見るたびに単なるレモン水のたぐいではと思うケースも結構ある)。
総評:滞在時間があまり取れなかったこと、サウナが温まりきったのが最後の1セットぐらいということで、正確な評価は下せないものの、一言で言うなら小綺麗な銭湯、なので大人平日900円(土日祝1200円)は妥当~やや高いラインか。私はきれいな施設が好きなのと今回は貸切状態だったのでトータルではよい入浴経験。でもリピートはないな。
後旅程のことも考慮して1時間以内にサクっと切り上げて、そこからは車で尾道まで一気に駆け抜ける。
尾道ラーメン 喰海
18:30。尾道市を通過するならラーメン食わないのは嘘だろうということで選んだ店。結果的に、提供スピードも迅速で味も美味しく、満足。値段もノーマルラーメンなら800円くらい(正確な値段失念)で、妥当。
福山駅
そこからは一直線に福山駅へ。ナビは当初間に合わない想定で時間を出してきていたが、最終的には給油もした上で5分程度余しての返却となった(飛ばしたとかではなく、ナビが保守的な見積もりをしがちなだけ)。
主要駅の直ぐ側(徒歩1分)にお城あるのすごい。こういう街にちょっと住んでみたい。スケボーの練習だか動画の撮影だかをしている若者がおり、本当にちょっとした公園の扱いなんでしょうね。
しまなみ海道はその立地上風も強く、気温もこの日から本格的に低くなっていて日中でも3~4℃と寒さにやられ体力が全然残っておらず。10分超の道のりを歩いてホテルへ。雪がちらついていたような記憶。
カンデオホテルズ福山
このホテルは周囲に高い建物がない+屋上に風呂があるので眺めよく入浴を楽しめました。
内風呂:1つ+1つ(水風呂)。何の変哲もないホテルの内風呂ですが内風呂も窓の外は展望なのでこれだけで加点。
外風呂:1つ。整いイスも1つだけ設置あり。
サウナ:1つ。90℃行かないくらいの、何の変哲もないサウナ。キャパはおそらく4人のこじんまりした設備。
外気浴:この日は前述の通り雪がちらつくような気温で、チャレンジはしたものの外気浴は楽しめずじまい。無念。
その他:名前がSKY SPA。同名の割と有名な温浴施設が横浜にあり、被せに来るとは強気~と思ったものの、ありきたりなネーミングだし期にすることでもないのか。
総評:景色はいいですが見えるのは福山の町並みなので、自然系の展望じゃないとって人には加点にならないかも。個人的には高いところから街を見下ろすのも好きなので、加点。ただ、それ以外は何の変哲もないのホテルの大浴場。ホテルを取ったらついてきた風呂場がこれなら嬉しい、でもわざわざお金を払って日帰り入浴しにくるようなところでもない、が感想。
この日は所用あり友人との打ち合わせもこなして、日付が変わって少したったくらいで、翌日何をやるかだけ決めて就寝。
この日を振り返ると、自分の計画性のなさとエイヤで物事すすめてしまうクセが悪く出て「もうちょっとうまくやれただろ」という感想。寒いのが苦手なのも手伝って頭を回さずにとりあえず動いていればいいやという楽な思考に流れてしまい、しまなみ海道という一大観光地の魅力を味わい切れずにいたのは無念。とはいえ、亀老山展望台からの眺めはここでしか観られないタイプの展望で、書いた通りこの日一番の収穫でした。天気がよくて温かいときにまた来られれば。
次は3日目。倉敷編です。
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