夏のお葬式の服装はどうすればいいの?お葬式の服装マナー(夏編)
こんにちは、茨城県水戸市の葬儀社『橙縁社(とうえんしゃ)』です。
お葬式の服装 = 喪服
というのは、皆さんご存じですよね。
そして、『喪服』は黒無地で長袖が基本です。
しかし、日本は四季のある国ですから、暑い日もあれば、寒い日もあります。
そうなんです!!
コートや重ね着をすれば凌げる寒さと違い、夏場はジャケット1枚着るだけでも汗が止まらず、とても不快ですよね。。。
『でもお葬式だから、我慢してでも着ないと。。。』
『冬用の喪服しか持ってないんだよね。。。』
などと迷ったあげく、冬用の喪服で参列し、暑い思いをした経験がある人も、多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お葬式の服装マナー『夏編』と題して、夏場のお葬式の喪服や、少しでも暑さを乗り切るためのヒントを紹介します。
夏のお葬式の服装はどうすればいいの?お葬式の服装マナー(夏編)
まずは、簡単なおさらいとして、
・6月~9月 ⇨ 夏服
・10月~5月 ⇨ 冬服
というのが、季節の変わり目による衣替えの目安です。
夏場のお葬式に冬用の喪服はあり?
『喪服の1着ぐらいは、必ず用意しておきなさい!!』
なんて、昔は母親に言われたものです( `ー´)ノ
しかし、喪服なんて普段着ないから、
『冬用の喪服を1着しか持っていない』
って人も、けっこう多いのではないでしょうか?
ちなみに、夏場に冬用の喪服を着たからといって、何も問題ありませんし、マナー違反でもありません。
しかし、近年日本は酷暑に見舞われています。
・真夏日(30℃を超えた日)
・猛暑日(35℃を超えた日)
なんて日に、お葬式が行われたら、熱中症の危険性もあるため、気を付けたいものです。。。
夏場の喪服(男性編)
まず男性には、残念なお知らせがあります。
それは、
『夏場であろうとも、ジャケットは不可欠です!!』
ということ。。。(´;ω;`)
男性用の喪服は、
【春・秋・冬】
のスリーシーズン対応の物が多く、夏用と合わせて2種類持っておくことをお勧めします。
また、世の中はクールビズが当たり前になっていますが、お葬式にクールビズはございません( ノД`)シクシク
そのため、ネクタイも必需品です!!
男性が、夏場のお葬式に参列する服装は、
・夏用の喪服
・下着などで温度調整
・生地は薄手で涼しい物
などの工夫をして、後はひたすら暑さと戦うだけです。。。|д゚)チラッ
夏場の喪服(女性編)
女性の喪服は、オールシーズン対応が多くなっています。
その中でもお薦めが、
・ジャケット + ワンピース
の組み合わせの喪服です。
夏場の女性の喪服選び(ジャケット編)
ジャケットの選び方のポイントは、
・裏地のない通気性が良い物
*素材が透けないか確認
が、オールシーズン対応な上で、夏場にもお薦めです。
『通気性が良いと寒いんじゃない?』
と考える人も多いことでしょう。
しかし葬儀場は、基本的にどこでも空調完備されてるので問題ありません。
夏場の女性の喪服選び(ワンピース編)
ワンピースの袖の長さは、
・五分袖~七分袖
が、オールシーズン使いやすくお薦めです。
更に、五分袖や七分袖なら、ジャケットを脱いだとしても、肌の露出を避けれるため、お葬式に着用する喪服として重宝します。
しかし、一つだけ注意点があります!!
それは、
・首回りが大きく開いている ⇨ ✖
という点はNGになり、マナー違反になってしまうんです。。。
夏場の女性の喪服選び(特別編パンツスーツ)
ちょっと特別編として、パンツスーツにも触れておきます。
あまり、喪服にパンツスーツを着用する人は少ないかと思いますが、
・黒無地のダークスーツ
であれば、喪服としてOKです。
しかし、パンツスーツは正式ではないので、
・目上の方の葬儀
・社葬
などの場合は、避けるようにしましょう。
最後に
今回は、お葬式の服装マナー『夏編』と題して、夏場のお葬式の喪服や、少しでも暑さを乗り切るためのヒントを紹介しました。
お葬式には、しきたりやマナーも多く、気を遣う場面が多々あります。
その中でも、喪服は人に見られる機会も多く、恥をかかないようにしたいものです。
しかし、日常的に着ている普段着と違い、喪服は着る機会も少ないため、1~2着しか持っていないのが普通です。
それなのに、日本には四季があり、温暖差が激しい国でもあります。
特に、近年酷暑に見舞われている夏場のお葬式には、何を着ていくか本当に悩みますよね。。。
まずは、熱中症にならないように気を付けつつ、お葬式マナーに反さないようにしなくてはなりません。
NG、マナー違反となるポイントを抑えつつ、故人を思う気持ちを大切に、お見送りしたいものですね。
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