【限定公開】共通テスト現代文を1ヶ月で完全攻略する
こんばんは。深海魚です。共通テスト模試と本番の共通テストではかなり問題の作りに差があります。現役東大生でもあり、共通テスト本番で国語が200点(全国で30人程度)だった僕が現代文の勉強をしていたのは1ヶ月。あとはダラダラと過去問と予想問題を取り組んだだけで本番で満点を取ることができました。その際に使用していた参考書全てと勉強方法について大公開しようと思います。ちなみに深海魚の高校は偏差値が60もない高校ですので授業はまったく役に立ちませんでした…苦笑
共通テスト現代文のカラクリ
まず初めに敵を知ることです。あなたの敵は共通テスト。今回は現代文です。皆さんは共通テスト現代文にどんな印象を持っているのでしょうか。
現代文はセンスだ!なんて数ヶ月前のぼくと同じ様に考えている人はいませんか?先に答えを言います。絶対にそんなことはありません。理由は簡単で【日本一多くの人の目に晒される問題】だからです。共通テストは日本中がどんな問題が出たのか注目します。その中で解釈がわかれるような問題が出たら日本中から批判されてしまいます。受験生も人生がかかっていますが、それ以上に大人も人生を懸けて問題を作成しているのです。ということは、それを逆手にとれば、共通テストの現代文なんて答えが明確で簡単なのです。
やってはいけない現代文勉強方法
受験生が思うように成績を伸ばせない現代文という科目の性質上、大人が誤った勉強方法を流して騙しているのです。
例えば、「しかし」があったら▽マークをつけてその直後をチェックしたりして読む方法ですね。確かに、「しかし」があったらその直後に筆者の主張はありがちです。(必ずではない)人間が1人1人違うように、文章の書き方も1人1人異なります。それを統一して機械的に読む姿勢は愚の骨頂と言っても良いでしょう。現代文は視力検査ではありません。
他にも現代文のキーワードばかり学習することもしてはいけません。最低限の現代文のキーワードを知っておくことは必要ですが、必須ではありません。僕はキーワードを知っておいたほうがよかったと後悔したことは1度もありません。
やるべき現代文勉強方法
以下の手順で学んでいきましょう。
以上になります。あれ…?これだけなの?と思った皆さん安心してください。僕はこれだけで満点を本番とりました。
というか、東◯ハイスクールで現代文のカリスマである林修先生がしている共通テスト対策の現代文もこれしかやっていません。このサイクルを丁寧に正しく行なうのです。これこそが共通テスト現代文満点のカギとなります。
使用する参考書
最近は様々な現代文の参考書が出版されています。そしてその多くが正解と言っても良いでしょう。このnoteを執筆するにあたって、数個の記事を読んでみましたが、あまりにもヒドイ内容で愕然としました。お金儲けのことしか考えていない大人がなんでもかんでもオススメ参考書としていて、内容の精査が行われていませんでした。僕が以下におすすめする参考書は僕が実際に使用した確実に力がつく参考書です。センター試験の過去問で3割だった現代文を本番で満点にまでしてくれた参考書の全てを教えます。
共通テストのみの人はⅠのルートを、二次試験でも現代文を使う受験生はⅡのルートを追ってください。
Ⅰルートの解説
①大学入学共通テスト 安達雄大 現代文講義の実況中継について
本書を使用する最大のメリットは、
【Youtubeにて講師の解説動画を無料で観れる】点にあります。
映像授業における利点は学習を継続しやすい点にあるでしょう。そのため、上記の動画を含めて動画と併用しながら学習を進めましょう。
本書では、共通テストの読み方と解き方の両方を効果的に学習することができます。読み方を解説してくれる参考書は巷に溢れていますが、解き方を教えてくれる参考書というものはかなり少ないです。今まで、予備校の一部講師のみが教えていた選択肢の切り方などの技術を本書がついに公に出してくれました。正直なところ本書を読めば、共通テスト8割までは達することができます。
②センター試験過去問について
先述の通りセンター試験の過去問は良問ばかりです。というよりも、大学受験のセンター試験の問題こそが、現在の大学受験問題の正解であります。
①の参考書で学んだ読み方と解き方を利用してセンター試験を解き進めましょう。ここでポイントは①で学んだ方法論を必ず利用してください。①で学んだ方法論は、どんな問題にも幅広く確実に当てはまる範囲での技術となっています。学んだ方法を利用できない問題は存在しませんので安心して柔軟に学んだ方法をあてはめていってください。目安としては、余裕のある人は2000年から全て、時間に余裕のない人は2010年以降の全ての問題と2007年第一問を解きましょう。ここまですればほぼ確実に読む力が自分のものとなっています。
Ⅱルートの解説
①船口のゼロから読み解く最強の現代文 (大学受験Nシリーズ)について
なぜⅠルートと違う参考書を使用して土台作りをするのか。それは東大を含む各大学対策用のレベルの高い参考書との接続にあります。本書の読解方法は、幅広くレベルの高い問題にも通用する素晴らしい読み方です。そのため、二次試験でも現代文を使う人はこちらの参考書を使用してください。
しかし、あとがきは少々宗教チックであるので無宗教の方は読まないことをオススメします…。
②共通テスト 現代文 集中講義について
本書の著者は受験生時代に①の著者である船口先生に習っていたそうで、かなり似た読み方をします。その上で本書は読み方はある程度できている前提で共通テストの解き方の方に焦点をあてた参考書ですので①の後に利用するとかなり成績が安定します。
センター試験過去問について
Ⅰー②を参照してください。
編集後記
Ⅱについて、東大の使用参考書については後日記載させていただきます。正直な話、東大生の中でも成績が良い人というのはあまり情報を公開したがらない傾向があります。理由は簡単で、自分で考えずに勉強をしてきたからです。塾に通って、大人が教えてくれた情報を利用して勉強をし続けた人間には情報を公開できないのではなく、わからないのです。
おそらくこの記事を読んでくれる方は今から頑張る未来ある受験生でしょう。あなたにはどうか、使用する参考書の目的とどのくらいの点数まで伸ばせるのかを考えて将来は人に発信出来るように勉強を続けてください。
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