シーナ&ロケッツ、35年前の思い出
今日、ネットニュースで、鮎川誠氏の訃報を聞いた。
鮎川誠氏は、知る人ぞ知る、シーナ&ロケッツのギタリストだった。
とーちゃんの世代でも、意外と、このバンドを知らない人が多い。だから、noteのクリエイターも、知らない人が多いのではないだろうか。
シーナ&ロケッツを知らない人でも、
とーちゃん世代であれば、実は彼らの曲を知っている。
なぜならば、1979年に、JALのCMソングで流れていた曲があるからだ。
それが、「ユー・メイ・ドリーム」という曲である。
でも、とーちゃんは、有名なこの曲より、
「スイート・インスピレーション」の方が好きである。
1984年の作品である。
これだけであれば、わざわざ、ここに書かない。
一番の思い出。
確か、とーちゃんが大学3年生の頃、
シーナ&ロケッツが、大講堂にきたのだ。
学祭ではなく、本当に普通の時期(6月とか?)だったが、
とにかく来たのだ。
とーちゃんは、熱狂的なファンではない。
ただ、好きなアーティスト・・・くらいだった。
で、その大講堂。
たぶん、2000人くらいは入る、広さだったと記憶している。
そして、そのときに集まったのは、たぶん200人くらいだったと思う。
だから、目の前で、手が届くくらいの距離で、
シーナ&ロケッツを観た。
シーナのセクシーな歌声。
鮎川誠の、超スペシャルなギターテク。
そして、惹きつけられる博多弁トーク。
若かったボクは、
友人と一緒に、とにかく熱く盛り上がった。
たぶん、そこにいた200人は、全員興奮状態だったと思う。
今でも、その時のことを思い出すと、胸が高まる。
少ない観客の中でも、決して出し惜しみをしない、
まさにプロフェッショナルだった。
あれから、27年後、シーナさんが亡くなり、
そして、35年後、鮎川さんが亡くなった。
時代は動いている。
でも、ボクの記憶の中には、
あの大講堂での、伝説のシーナ&ロケッツは、生き続けている。
鮎川誠さんの、ご冥福をお祈りします。
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