「世にも奇妙な物語」の「穴」。今でも印象深い。
とーちゃんである。
早朝、清々しい気持ちで、福祉事業所のシャッターを開けにゆく。
すると、必ずと言っていいほど、
清々しい気分を、一気にしぼませる物が落ちている。
それは、煙草の吸殻。
なんで、こんなところに捨てることができるのかな?
本当に不思議なのである。
そういえば、相当昔にTVで見た、「世にも奇妙な物語」。
その中で、強烈な印象に残っているものがあった。
それは、確か「穴」というタイトルだったと思う。
ある穴が見つかり、深さを測ったのだが、底なしのようでわからない。
そこに、空き缶を落としてみる。音が聞こえない。
そして、子どもが、サッカーボールを落としてしまう。
結局、穴がどれぐらい深いか、わからない。
そのうち、その穴のことを聞きつけ、人間は様々なものを捨てていった。
廃棄物、死体、などなど。
そして最後には、放射性廃棄物まで捨ててしまう。
数年たち、空を見上げると、空き缶が落ちてくる。
そして、サッカーボールも・・・・。
こんな感じで、なんとも恐ろしい物語。
今でも忘れられず、ストーリーが、脳裏に焼き付いていたりする。
そして朝、吸い殻を見て思う。
あの「穴」のように、
吸い殻を捨てた人の部屋に、数年たってから落ちてきたら、
後悔するだろうなぁ・・・。(笑)
でも、この物語の「穴」は、因果応報だよね。
自分が投げたものが、返って来る。
世の中の摂理を、言い当てているような、気がするのだ。