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社労士への挑戦

ようこそいらっしゃいました。TKです。
先日自己紹介にて、社会保険労務士を2回受験したと書きました。
合格していない僕が、受験においての苦労話を書いても全く意味をなさないことは分かっています。その上で、社労士に限らず、何かの資格取得を目指している方々に、「こんなやつがいるんだったら、俺(私)だってやれば出来るかも!」と、少しでも勇気をもって勉強に励んでもらえたらという趣旨で書いてみました。

社労士になるには、国家試験を合格しなければなりません。
受験科目は、「労働基準法」や「労働保険徴収法」に「雇用保険」「国民年金」「厚生年金」「健康保険」など計10科目あります。
僕は元自衛官ですが、自衛官というのは、身分が特別職国家公務員になります。
特別職国家公務員は、国が雇っているので雇用保険はありません。雇用保険料を払わなくて良い代わりに、退職しても失業保険は出ません。
また、労働基準法も適用外です。よって、どんなに残業しても残業手当というものは存在しません。
国民年金や厚生年金、それに健康保険料は払いますが全て天引きです。

しかも現役中は、手続きに関する事は、担当する部署が大概やってくれるので、小難しい事を知らなくても、一向に生活に影響のない日々を送れるのです。
年金や健康保険は、生活に直結した問題のようでありますが、特に若い時は、そういうのものになかなか意識を向けられないものかもしれません。
特に僕がそうであったので、社労士の資格を取ろうと思い立ち、勉強を始めるにあたり、まず専門用語の意味や制度を理解することからスタートしました。(スタートしたままで未だにゴールしていません)

例えば労働基準法における労働時間について、「労働時間は1日8時間、週40時間を超えてはならない。」とされており、「これを超えるには36協定の締結・届け出が必要」とあります。「さんじゅうろくきょうてい」とはなんぞや?(正しくは「さぶろくきょうてい」ですね。)
ここが僕の出発点でした。(ゴールはまだ見えませんが・・・・・)
36協定を組む相手の労働組合だって、自衛官には組合なんてものは存在しませんから、組合の概念が全く分かりませんでした。

雇用保険についても、前記したとおり公務員は該当しません。該当しないので必要に迫られない限り覚えようとしません。
国民年金や厚生年金については、給料から引かれていたとはいえ、その金額も興味無かったし、将来どういう形で支給されるのかさえ知ろうとは思いませんでした。ですので、いざ勉強をし始めたところで、簡単に覚えられるはずもありませんでした。(今でも自信はありません)

2回続けて不合格になったので、暫くの間、社労士だけに固執するのを止めようと思い、その代わりに、割と簡単に取れそうで、且つ、今までの社労士受験のための勉強が無駄にならない資格を目指そうとの考えに至りました。
「FP」や「年金アドバイザー」は、社労士の受験科目と重複していますし、難易度もさほど難しくありません。
他に重複している資格として、「DCプランナー」や「住宅ローンアドバイザー」などもあります。
今のところ、社労士試験を勉強してきた知識が生きたのか、何とかFP2級と年金アドバイザー3級は合格する事が出来ています。

しかし、特にFPの資格については、上位級を取得してからの活動でないと大変厳しいと認識しています。何の資格をどのように生かすかも含めて思案中です。

そう言いつつも、自衛官を退職した今、起業すると言っても屋号(会社名)を決めただけですし、業務内容は細部まで詰めていません。HPも作成途中です。開業届もこれからです。
「結局今は無職でしょ?」と言われても首を横に振る自身がありません。

今は少ない貯金と退職金で賄っていますが、1日でも早く体制を整えないと「明日食うコメもねぇ・・・」となってしまいます。
再就職しなかった事を後悔しないためにも、前向きに努力あるのみです。


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