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週末に想うー幸せのかたちって[20240512]


2024年の世界幸福度ランキングで日本は第51位に下落したそうだ。

2012年から日本は最高位が43位でそこから上にランクされたことはない

先進国でもは最も低いランクだ。(もはや先進国なのかという疑問はあるが)

世界幸福度ランキングとは、国連の関連組織が毎年発表しているもので143ヵ国・地域でそれぞれ約千人に生活満足度を11段階で回答を得た結果といくつかの指標の総合評価で、ランキングしたものらしい。

そもそものランキングの信頼性については議論はしない。

ただ、こんな結果を聞くと「ああ、やっぱりな」と思ってしまう。

一方で、米ハーバード大学の「成人発達研究」では幸福度を高める要因を調査してきた。

結果は「人間関係の良し悪し」が大きな要因だと言う。

やはり「ああ、やっぱりな」と思う。

核家族化といった家族の役割や形態の変化や、会社組織での関係性の変化など様々な要因があろうが、関係を持つ人の数というもの、深度は随分と少なく浅くなってきている気はする。

しかしまあ、幸福の感じ方はとても主観的だし、要素も本来多様だ。

また、数値のつけ方も国民性や環境によって影響があるだろう。

幸福度ランキングについて文句をつけたい訳ではない。

そもそも「幸せになりたい」では幸せにはなれない訳で。

所得や富、雇用、社会とのつながり、環境の質といった具体的な指標をもって振り返ってみるのも、良いのかもしれないと思った。

合同会社タッチコア 小西一有

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