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地域おこし協力隊という《闇》と《光》:その①

これまでなかなかアップできなかった地域おこし協力隊としての活動。
書けなかったことには様々な理由があるのだけれど。

政府主導の《闇》の組織活動と言われ、たびたびその闇についてメディアでも取り上げられるようになってきた地域おこし協力隊制度。

マイナスイメージが多いのは、おそらくSNSがより身近になり、悲惨な内容の発信が可能になったこともあるのかもしれない。
自治体によってはそれを逆手にとって、良いイメージ発信のため地域おこし協力隊に発信を委託しているところもある。
(丸投げで「自由にしてください。いい事だけ書いてね!」という感じ)

かくいう私のこのnoteも、一部の記事については、何気に地域活動の一環であったりする。noteのバス旅記事を見て、奄美の秘境宇検村まで足を運んでくださる方が度々役場に来てくださり、その方に会えたりすると、村中案内したいと思うし、頑張ってよかったなと心から思える。
(会えなかった方、ごめんなさい! また必ずお越しくださいませ)

宇検村のいい所については、まだまだ語りつくせぬほどあるのだけれど、そればかりでは嘘くさいので、そろそろマイナス面も語らねばと思っていたところ、「地域おこし協力隊」についての記事があちこちで取り上げられていることに気が付いた。(気づくの遅い)

そこで、宇検村で一番マイナスのイメージだったことが何かを思い起こし、負の一面について書いてみようと思う。

私の場合、地域おこし協力隊としてのミッションは、「インバウンドツアー造成」というものだった。
そのミッションからは程遠いけれど、予算を下ろしてもらうためには観光に関わる作業をしていることが必須。

個人的には、とにかくこの地域からバスを失くしたくないという思いで始めた投稿活動が、noteへのバス旅の記事だった。

何より、都会に暮らす人は、かなりの割合がペーパードライバーであり、見知らぬ土地では安全のために公共交通期間を使う人が多い。
更にインバウンド観光客誘致のためには公共交通期間が存在していることが必須だと思って活動を続けてきたのだけれど。

「インバウンド誘致が目的ならば、空港にせめて英文の時刻表をおきたい。そこに宇検村の特産品の広告を入れたい」と一年半近く言い続けたが、何故か、そのたった一枚きりのチラシ作成さえ、どこかがそれをストップさせている。

空港側からも、バス会社からも、許可が出ているのにも関わらず、である。

それについて回答を待っているが、一向にクリアな回答は帰って来ない。
何となく、言葉を濁されていて、「是非ともやりましょう!」という雰囲気が感じられない。
恐らくなにがしかの大人の都合があるのだろうとは思っている。

時刻が変わるために、修正版を作り続けることにもなるということ。
それを誰がやり続けるのかということ。
そして何よりも、費用負担の重さからそのバス自体を「失くす」方向に行政が舵を切っているのだとしたら、何も知らずに活動を続けている私の協力隊活動は、いわば、「迷惑行為」なのだろう。

たとえ村民が「バスを失くさないで」と懇願したとしても、無い袖は振れないのだ。私の活動は、村のためになっているのか? 疑問で動きが止まる。

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