地域おこし協力隊という《闇》と《光》:その⑥-光(ヒカリ)へ向けて
あっという間に年末になった。
観光業を立ちあげる為にやって来たはずの村。
未だにろくに動かせていない。
ただ、下準備だけは山のようにすることが多い。
なぜなら、誰の協力もなく、旅行会社の立ち上げを、たった一人でやっているから。
関西風に言えば、「うそやん」である。
本来なら、私のミッションを普通に考えれば、関西の有名旅行会社とタッグを組み、特色あるインバウンド向けツアーを造成し、委託料契約を整えて、売り出せば終わり。
だったはず。
海外旅行客を受け入れる為には、万が一の時の保険を賄えるだけの、体力ある実績のある企業としか組めない。それは何より、お客様の安全の為。
そう思って続けてきた一年目、各地への営業活動に懸命だった。
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