まるで水墨画のような世界の片隅で思うこと
皆さん、こんにちは。
海士町のお天気は、自分が知っている本土のそれとは明らかに異なっていて、特に雨の日は「もう今日は1歩も外へ出ないでゆっくりしましょうね」と言わんばかりに色彩を失ってシトシトと雨が降るから不思議です。
晴耕雨読
とはよく言ったもので、こんな雨に日には読書でもしてちょっとでも学び、知識を蓄えよう。なんて思うから人間て不思議ですね。まあ、島は風が強いので、物理的に外へ出たくなくなる。と言うこともありますが。
さて、今回なぜ私がこんな、なんでもない日につらつらとnoteを書き進めているかというと、、、
TOUCAプログラムとして何かをせねば、と言う思いと、
こんな雨の日は何もしたくないな、と言う思いの狭間で
何もしたくない気持ちを紛らわせたいだけ、のnote です。
「何もしたくない」というと本当にやる気のない人のようでちょっと誤解が生まれそうなのですが、私はやる気だけは満々です。
海士町は大人の島留学、大人の島体験、半官半X、複業協同組合などなど沢山の取り組みがあって、とにかく私の数百倍やる気に満ちた若者で溢れています。
人は人、自分は自分と思いながらも、「私はこれがしたいです!」とキラキラした顔で言われると、自分が随分歳を重ねてしまったな、彼らのパワーには敵わないな。と感じると同時にどこか寂しい気持ちが生まれてきます。
ちょうどEntoで1番お世話になっている先輩が
主語が I から We に変わるためにはいかに周りと関わるか。
と言うことをご本人のnoteでまとめられていて、凄く凄く共感しました。
私の中にある「私はこれがしたいです。」が少ないなという悩みって
私は私一人で何かを成し遂げたい訳ではなくて、周りの人との関わりの中で「何か」を見つけてそして、一緒に考えていきたいんだな。と言う気づきでした。
だからこそ本当に色んな人とお話をして、色んな人の思いを知りたくて。
たったの3ヶ月で何か目に見える形で成し遂げることって難しいかもしれないけれど、とにかく関わりを深めて、「どうして今がそうなのか」「みんながどんな思いを持っているのか」
お話聞かせてください。と言うそんな時間にして行けたらいいなーと感じています。(ゆるすぎて上の人に怒られそう)
人の思いをじっくり聞いて、ゆっくりお話をする。
雨の日にはそんな過ごし方も悪くないですよね。