ワクワクを最優先 波待ちする非サーファー女
皆さん、こんにちは。
TOUCAプログラムも今日で54日目。2ヶ月が終わる!
昨日図書館にて、物凄いパワーを放つ本に出会ってしまいました。
なんと、オール手書きの本なんです。平成2年に作られた本のようで、藤井さんは当時69歳。今はご存命なのかな。
「趣味と老人ボケ対策として、手作りの本数冊作成」
と書かれてありますが、お年寄りのボケ防止にしてはクオリティが半端無いです。
なぜ、私が後鳥羽上皇の本を探しに出かけたかというと、この前に日曜日Entoのジオラウンジにて、ヨガ×ジオ×アートのイベントがあって、そこで後鳥羽上皇の和歌をいくつか教えていただいたのです。
例えば、
われこそは新島守よ
おきの海のあらき
波風こころして吹け
たをやめの袖うちはらふ
むら雨のとるやさなへの
こえいそぐらむ
後鳥羽上皇が残した和歌は、京の都が恋しいなと言うものも多いけれど、海士町に暮らす人々の日常や目の前に広がる美しい風景を残したものも多いようです。
「和歌は昔の写真なんです。」
と言う司会の方の言葉になるほど!!と思い、800年前からの贈り物を探しに図書館へ出かけました。そこで出会ったこの本に物凄いエネルギーを感じてしまったのです。
ところで、皆さんは「波待ち」と言う言葉をご存知ですか?サーファーが、海に出て自分が乗るための大きな波が来るまでの間ボードの上で波を待っている状態なのですが、日常的にもこれってあることだなと思うのです。
「今日はなんとなくこっちに行ってみたい」
「あの予定があったけど、今はこの本を読みたい気分」
「今日は絶対ラーメン食べるぞ!」
日常的な些細な自分の中の波を感じられるか、そしてそれを時には待ってその波に乗ることができるかで、結果が変わってくることがあるような気がしています。
気分が乗らない時に仕事をしても捗らないですし、お友達と約束したからと言って体調がすぐれないのに出かけても楽しめないですよね。
「仕事」となるとなかなかそれは難しい部分もあると思いますが、日常生活において自分のワクワクを優先してみる、そして時には待ってみると言うことが結構効果的なのでは?と最近意識して行動してみています。
「自らに光を灯す」
とは、そんな自分の心の声を拾い集めていくことかも?と思います。私たちは学校、仕事、家事、あらゆることに忙殺されがちですが、ありのままの自分に還る旅という貴重な1年間は、ワクワク最優先で行こうと思います。
きっと先ほどご紹介した本もワクワク100%で書かれた物だと思いました。
貴重な時間をいただけるTOUCAプログラム。このワクワクを観光や地方の未来を考える糧として、返していきたい。さて、畑へ行ってきます。