「常識」を問い直す作業
昨年の5月から12月まで、半年あまり。全10回の連続講座のふりかえりの回が昨日行われました。主催の方から問いかけられたテーマについて、私が1時間程度お話をしてそのあとみんなでDiscussionするというスタイル。
研修名:障害福祉の常識を問い直す講座
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日頃当たり前に使っていることば(用語)
日頃当たり前と思っている価値観
日頃当たり前にやっている関わり
それって、当たり前?
あれ?そもそも何のためだったの?
誰による、誰のためのもの?
などなどを考え直す講座です。
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第1回 今日の支援につながる「支援計画」~日本型ケアマネジメントの功罪
第2回 「ICF」ってマニアックなの?!
第3回 発達ってポジティブな変化?!
第4回 「社会性」をひもといてみる(ひもとけるのか?でも考えてみる)
第5回 「ノーマライゼーション」
第6回 「自立」
第7回 「共生」
第8回 「ケア」をひもとく。
第9回 当事者とは誰か?当事者性とは何か?
第10回 「専門性」「専門職性」に向き合います
昨日のふりかえりの最後にもお話をさせていただいたのですが、私にとっては約15年間のアカデミックなブランクを埋めていくというつもりはなかったのですが、15年間のブランクは、私自身と言うよりも、この分野での、2000年代初頭に期待をした流れと、ほぼ正反対になっている現実との向き合い作業とともに、みながなぜか、「政策」川に向かっているという疑問の底流を自ら解きほぐしていく作業でもありました。そうもはや100人のうち100人が「政策」川の流れの中で、レフトかセンターかライトかを見極めている状況で、その外にいる人たちのメタ(上方)があるだけだと。
私は1人だけでもその川の横に流る支流でありたいと自ら位置づけたいと強く思っている。なので、途中で自らの研究者アイデンティティからも卒業した。自らのラベリングは必要なく、ただ、自らの最善をつくすのみ。
この連続講座では、ほんとうにとても勉強させていただいた。
そして、今年もこのシリーズことが決定。今年は、基礎編。もう少し、実践的に、また、「正しい答え」のない、みんなが答えと信じたい「常識」というやつを問い直す作業をすすめていきます。
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