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若林亜紀氏のデタラメな公務員ボーナス叩きを予測して反論しておく(頭のいい人は公務員になるな!)

ども、とつげき東北です。

さて、6月28日(金)は、国家公務員のいわゆるボーナスが支給される日です。

若林亜紀氏(以下、敬称略)というジャーナリストを名乗る方が、国家公務員のいわゆるボーナスが出るたびに、デタラメなことを書いて「高すぎる!」「ずるすぎる!」と騒ぎ立てるのが毎年の風物詩となっており、指摘しても無視&ブロックされるため、ここに、「今年も予想される若林亜紀のウソ」例年どおりだと、日刊ゲンダイなどに掲載される)を書いておきます。

主なウソ

人事院が公表する平均ボーナス額はごまかしだ、と言いつつ、以下のような指摘をしてくる(例年の実績)。

(1)管理職のボーナス額を除いて安く見せかけている
(2)公務員の過半数は管理職だから、過少に見せている
(3)公務員は何も仕事をしていなくても横並びで出世し、管理職になる
(4)さらに、正しい計算をしていない
(5)比較対象が「50人以上の企業」だから、そもそも国民平均ではない

昨年度冬のボーナスの際の実例は、以下のようなもの。

は~い、どこが間違っているかについての詳細な説明書きます。
さらに、実際のところの国家公務員の給与水準は、民間と比べてどうなのか、旧帝大や早慶を出て国家公務員になることは得なのか、なんかを書いていきます!
特に「公務員になろうかな?」なんて考えている学生さんは必見ですね。

お読みいただき、ありがとうございました(´ω`*)

どこが間違っているか

(1)管理職のボーナス額を除いて安く見せかけている
まず、国家公務員において「管理職」とは、「室長・企画官(本府省等では7級)以上の職位にある者」であり、これは都道府県単位機関においては機関の長(例えば地域の警察署のトップがこのあたり)の職位だ。
民間企業で言えば、普通の中企業で楽勝社長レベル。
この人のボーナスを「一般の職員のボーナス」に混ぜるのはさすがにおかしい。除くのは妥当である。

(2)公務員の過半数は管理職だから、過少に見せている
違います。
例えば、人事院の公式な資料である「国家公務員給与の実態 平成30年8月」によると、行(一)本府省等管理職(7級以上)の割合は全体の5.35%です(部長級以上を除きます)。

「公務員の半分以上が管理職」って、普通に考えて無理でしょ。
民間企業(中~大企業)でも、どこかの部署が、課長1人と社員1人、とかありえないでしょ。普通に考えたらわかるやん。

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