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Photo by
akanemachi
ねずみのこと
北海道は寒いので人も動物も難儀する
そんな話題の中で、ネズミの話。
むかしむかしは、羽毛布団などないから、布団の下にわらを厚く敷いて断熱材代わりにしていたら、そこにネズミが巣を作って繁殖していたというのはよくある話だったという。
ネズミが収穫物を食べたり、台所を襲ったりするのは良くある話で
そのために、殺鼠剤を使ったら、猫もいなくなってしまったという。
ネズミが食べた殺鼠剤ごと猫も食べ。
猫だけでない、イヌも狐もそのほかの生き物も、ネズミに頼って生きていたら殺鼠剤ごと食べることになるのだ。
そして熊もネズミを食べてふらふらになったのを見て
「あれはやめるべ」
と、なったのだという。
熊など、ネズミを丸呑みにしてしまう。そこらあたりに散ったタンパク質を残らず攫ってしまうのだという。そして・・・フラフラのクマ、人目に触れたら人も怖気ずくけれど、そうでなければ、ネズミの姿がなくなればホッとする。そして知らず知らずに猫も犬もいなくなってしまったことがあったんだと