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2024秋ドラマ|途中経過まとめ

秋ドラマ、豊作じゃないですか?
内容云々の前にもうキャストがいい!
柳楽優弥主演ドラマ『ライオンの隠れ家』があると知って「柳楽くんのドラマ見れるのか!」テンションがあがり、清原果耶主演ドラマ『マイダイアリー』があると知って「おう!じゃあ見ないと!」となり、藤原竜也主演ドラマ『全領域異常解決室』の存在を知って「見ないといかん」と決めました。


ついでにですね、前回の『ブラックペアン2』で久しぶりにお休みした日曜劇場は『ラストマイル』の大ヒットでノリに乗っている脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子の強力チームによる『海に眠るダイヤモンド』、愛するNHKのドラマ10は窪田正孝主演の『宙わたる教室』、月9は鈴鹿央士の『嘘解きレトリック』。そんでもって今クールは『相棒season23』まであるじゃないか!!!


夏クールは「見たいもんないわ〜」とヘラヘラしてましたが、秋は大変です。
経験上、見れて4本。とりあえず1話は見れるだけ見て、そこから選抜していきたいと思います!

ということでドラマ1話の感想です。
※見た順です



◾️宙わたる教室(NHK)

絶対的に信頼しているNHKのドラマ10。

若手俳優諸君、この枠の主演を目指すのだ。
私がマネージャーだったらこの枠の主演をなんとしても勝ち取りたい。
と常々思っているドラマ10。

今回は伊与原新さんの 『宙わたる教室』を実写化。
なんとこれ、とある定時制高校の科学部が科学研究の発表会で優秀賞を受賞し、「はやぶさ2」の基礎実験に科学部として参加することになったという実話から着想を得て生まれた小説らしいです。

なんかいいですよね。
定時制高校というとマイナスのイメージを持つ人もまだいると思いますけど、いろいろな事情があって定時制高校に通っていても何も諦めることはないんだと思わせてくれる。それが事実をもとにしているのであればなおさら励みになります。

このドラマの特徴は、定時制の先生演じる窪田正孝が、辛い境遇にいる生徒たちに言葉を尽くして人生について語りかけたりしないことです。
ただ、学びたいという彼らを尊重し、彼らが疑問に思うことを実験で見せる。
学びたいという気持ちに「実験」で応え、「実験」で刺激する新しい学園ドラマです。

実験の説明部分はちょっと難しいので、ながら見ではなく、授業を聞くように集中した方がいいと思います。←1話の「空は何故青いのか」の説明をさらーっと聞いていたら理解できずに、んんん?となりました。


◾️嘘解きレトリック(フジテレビ)

平和!!!

いや、平和じゃないか。誰か殺されてるし、目撃した少年も殺されそうになってましたしね。
でもやっぱり、なんだか全体的にほのぼのしておりました。
舞台は昭和初期。嘘の音が聞こえるという特性のもと昔から疎まれてきた鹿乃子(松本穂香)と『祝探偵事務所』を営む貧乏探偵の祝左右馬(鈴鹿央士)によるレトロ・ミステリーです。

個人的には、鹿乃子がもうちょっと自分の能力と付き合う術を持っていてほしい印象です。
嘘の音が聞こえるなんてもちろん大変なのはわかります。周囲から忌み嫌われ、母親からすら厄介に思われていることがわかってしまうなんて本当に辛い。
でもだからこそ、もうちょっと自分の能力をうまく隠すことだってできたんじゃないの?と思ってしまう。子供の頃は仕方ないにしろ、分別がつく頃になったら嘘が聞こえることを周囲にわからせないことだってできるんじゃないか?あんなに殻に閉じこもるなら、昔はそんなもの聞こえたこともあったねと言えなかった?被害者意識、辛い辛いアピールが強すぎてそこだけちょっと気になりました。だって、あなたがそんなに自責の念に駆られることはないんだよ。

鈴鹿央士くん、雰囲気が優しくて癒されます。
高校生役もまだまだいけそうな顔立ちなので、いつも「役の設定何歳?」と気になります。
ホームページ見てもWikipedia見てもわからなかったんですけど、ちなみに今回って何歳の役ですか?


◾️全領域異常解決室(フジテレビ)

脚本は『TOKYO MER』『マイファミリー!』『ラストマン 全盲の警察官』などの黒岩勉。期待大!!!

そしてこれ、広瀬アリスがどえらい美人です!
そう、広瀬アリスってコレなんです!超絶美人なんです!!!

もちろんいつも美人なんですけど、なんかヒロインやるにしても何にしても「普通の子」っぽい役やること多いじゃないですか。
めちゃくちゃ美人なのに、私普通レベルの代表です、みたいな顔して演じてるんで、ちゃんと美女オーラ消してるんですよ。この美女オーラを消せているところが広瀬アリスの演技がうまいところだと常々思ってるんですけど、今回はオーラ出してました!
警察内でファンもいるくらいの目を引く美女。
広瀬アリスが美人役やってる〜うひょ〜となりました。もはやアリスを見るだけでも価値がある!

そしてね、オープニングから藤原竜也が出るまで長い長い。藤原竜也出ますよ、もうすぐ出ますよ、出ますよ出ますよ〜というドラマ関係者の声が聞こえてきそうでした。

ちなみに「全領域異常解決室」、通称「全決」とは大和朝廷時代からある世界最古の捜査機関で、超常現象のような“不可解な事件”を捜査する内閣官房直轄の機関らしいです。

オカルトか?
とやや引きそうになりましたが、1話はただのトリックでした。よかった。
あ、いや、私はそれでいいんですけど、全決の方(藤原竜也)的には本当に超常現象の方が嬉しいんじゃないでしょうか。大和朝廷時代からあるなら、湯川学先生(byガリレオ)にもわからないような超常現象は確かにあって、それをどうやってかわからないけど解決してきたわけですよね?
超常現象はあるって方向でいくの?ないって方向でいくの?でもあるって方向じゃないとガリレオになっちゃう。


◾️ライオンの隠れ家(TBS)

柳楽優弥が主演って言われたらもう見るしかない。
映画『ピンクとグレー』でとんでもない存在感とオーラを放っているのを見てから、柳楽くんは作品全体の偏差値を5以上確実にあげてくれると信じてます。


弟のために生きる兄と自閉スペクトラム症の弟。2人の前に突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子。この出会いをきっかけに彼らは“ある事件”に巻き込まれていく——

というお話。

で、私は思う。
私だったらすぐ警察行く。「ライオン」がいくらここに住むと言っても、「あとはよろしく」という怪しげなメールが届いても、虐待されている可能性があるかもしれないと思っても、私はとりあえず警察に行く。
こういう風によくわからないまま預かっていいことなんて何にもないでしょ!下手したら誘拐って騒がれて終わりだよ!警察行こう!!!

あと、生活保護の書類を出さないくせに止められて騒いでた奴、大事なものはちゃんと出せ。そうやってみんな生きてんだよ!


◾️相棒season23(テレビ朝日)


『相棒』はもはや1話の感想とかじゃないのでね。
『相棒』についての愛はこちらをご覧ください!

数年前に出た子が再び出たりすると、ドラマの中でも現実と同じように時が流れているのがわかってグッときますよね。長年続くシリーズだからこその物語があります。
今回、加藤清史郎くんが5年ぶりに登場。私は2013年の「BIRTHDAY」の男の子かと思ったんでけど、2018年の「少年A」の少年でした。長年放送していると同じ人が別の役で何度か出演したりもするので、そういうこともあります。(私「BIRTHDAY」めっちゃおススメです!配信やってないですかね?)

「BIRTHDAY」は成宮くんが相棒だったseason11です。


◾️海に眠るダイヤモンド(TBS)

日曜劇場はもはやTBS版の新しい大河ドラマを作ろうとしてんじゃないかと思うようなスタート。
これからどえらい物語が始まりますよ!!!という気概が伝わってきました。
脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子のスペシャルタッグであることは冒頭でもお伝えしましたが、もう1人いました。大作には欠かせない男、音楽・佐藤直紀。

そして主演は神木隆之介。
オープニングは金髪のホストでチャラチャラした神木くん。映画『お父さんのバックドロップ』が気を失いそうなほどかわいかった神木くんがこんなに大きくなるなんて。神木くんのホスト姿が見れるなんて。
感慨深いです。

あの、朽ちた建物が昔の姿に戻っていて過去パート始まるの好きです。過去と現代が確かに繋がっている感。(映画『オペラ座の怪人』もそういう感じできたよね!あれ好きです!)

個人的にうんこおと……いえ、新人炭鉱員が助かって本当に安心しました。
腐った弁当食べて、お腹痛くなって、漏らしそうになって地下600mから戻るトロッコ?から下車して、そのまま戻れず死亡、なんてことになったらコイツの人生なんだったんだ。泣いていいのか笑っていいのかわからないよ!
と心配でした。

そして「いづみ」、誰なんでしょうね。
普通に考えたらエライザですけど、そう見せかけて違うんじゃないかと思っています。


◾️マイダイアリー(テレビ朝日)

あらすじに全く興味を持てなかったんですけど、『清原果耶が主演する』ということだけを心の支えに見ました。

見終わった感想↓
よくこれ今の時代に民放のドラマでやろうと思ったな!!!これ、視聴率大丈夫か?

はい、大丈夫じゃありませんでした。

初回視聴3.4%

3.4%!!!!!!!!
いや、でもそうだろうよ。そもそもあらすじ面白そうじゃなかったし(※個人的な感想です)、私も果耶が出てなかったら絶対見てなかった。
果耶が出てなかったら初回視聴率1%切ったんじゃないかと思うくらい。

相変わらず果耶はよかった。
ただ、それにしても先が気にならなすぎる……

清原果耶と佐野勇斗がキスをして、でも別れたっぽい雰囲気があったところからスタートし、そこから2年前を思い出す、という流れ。

……いや、若者2人が別れたくらいでこっちはそんな気にならないから!!!!

日曜劇場では、宮本信子が孫くらいの歳のホストの神木隆之介に突然プロポーズ。強引に長崎に連れて行き、フェリーで端島に近づくと宮本信子は号泣。そして場面は過去へーーーー

ってなってんですよ!
若者2人の涙のキスくらいで過去に遡られてもこっちもテンション上がんないですよ涙!!!

でも清原果耶のためにもこれ以上視聴率が下がらないことを祈ります。


◾️あのクズを殴ってやりたいんだ(TBS)

えー、8歳の娘が初めてドラマに興味を持ちました。
おめでとうございます。
ありがとうございます。

夕食後、ちょっと作業したいことがあってPCを開いたんですけどなかなか起動せず、暇だったのでこちらのドラマつけました。

そしたら、別のことをしていた娘がいつの間にかドラマを見ていて、
「これ、もうこの人のこと好きになってるの?」
「クズって別れた人のことでしょ?」
「ママ!今この人たちキスしたよ!」
と興味を持っているじゃありませんか。
バリバリに甘く、そしてうまく行きすぎている展開に大人は嫌な予感でいっぱいでしたけど、純粋な娘は玉森裕太に対して「この人いい人だね」と何度も言っていて心が痛みました。

そしてついに玉森のクズっぷりが露わに!!!
「え?どういうこと?」と混乱している娘に「この人もクズなんだよ」と優しく教えてあげました。

ああ、この人を殴るためにボクシング始めて、最後やっつけるんだね、と娘なりに納得。

……娘よ、違うのだよ。
殴るために始めたボクシングだけど、彼女はこれからボクシングの魅力に気づいてボクシングも好きになるんだよ。
同時に、今は嫌な面しか見えないあの男のいろんな面を見ることで、またあの男を好きになってしまうのだよ。恋愛ドラマとはそういうものなのだ。

娘と一緒に2話以降も見るつもりでしたが、予想以上にハマった娘がわざわざ早起きして1人で続きを見てしまったので、時々見る感じになるかもしれません!(私が朝食と出勤の準備で忙しくしている間にドラマ見てました……)

娘、恋愛ドラマデビューです!!!


秋ドラマ主演の男性陣。さて、誰でしょう?

◾️まとめ

ここまで書いてきて初めて気づきました。
私、今クール日テレのドラマ見てません!
あれ? 今何やってるんでしたっけ。ちょっと調べてきます。
(検索してきました)
えーっと、竜星涼•八木莉可子ダブル主演『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』、堀田真由主演『若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-』、松下洸平主演『放課後カルテ』………
んーーーーーーー!!!!!


おしまい。

今回も長くなってしまった……

ちなみに絵は左から、
窪田正孝さん
神木隆之介さん
鈴鹿央士さん
柳楽優弥さん
です!





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