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【今はまだ絵のない絵本5】「おはよう」
文・ふくだ やすのり
<タイトル>
おはよう
< 登場人物 >
主人公 見ている子供
お父さん
お母さん
おじいちゃん
おばあちゃん
まちのひと
あさがきました
おはよう ってお母さんが言いました
さあ ごあいさつ
おはよう!
あさごはんのじかん
おとうさん がいます
おとうさんが おはようっていいました
さあ ごあいさつ
おはよう!
おかあさんと コンビニまでちょっとおでかけ
まちできん
【作品02】あおい森
あなたの街にはこのような場所はないだろうか?
若い樹々で作られた森で、
近隣の人からは『あおい森』といわれていた。
そばを通りかかると
森から自分を呼ぶ声が聞こえてくるという噂があった。
ある日そばを通りかかると声が聞こえたので木のそばにやってきたものがいた。
どうやらここから聞こえるというところに耳を当て、
木の節からそっと中を覗いてみるとなんと中に吸い込まれてしまった。
木の中に広が
【今はまだ絵のない絵本4】「拝啓 黒やぎ様」
文・ふくだやすのり
登場人物
白やぎ…律儀真面目
黒やぎ…紙を食べる
読まれないけど 手紙を書くよ
お元気ですか?
この季節になると君に手紙を
書きたくなります
冬の間
僕はこんな事が出来るようになりました。
春にもらった羊の毛を使って
羊用のセーターを編めるようになりました。
先生は、蜘蛛。
彼らは巣作りが終わったら
暇になります。そんな時に始めた編み物が
すっかり上達し、教えられるほ
【今はまだ絵のない絵本3】「あめにふれる」
あめが ふっている
ぼくは あめがすきだ
でも ぬれるのは
いやだ
だって さむけがして
かぜを こじらせてしまうかもしれない
じつは
いえのなかでも あめのおとや
かんしょくを かんじることができる
たとえば おふろに
はいっているとき
ぼくらは あたたかいあめに
ふれることができる
それは ほどよくぼくらを
つつんでくれる
はだに あたる かんしょくは
ここちよい
じゃあ なんで あ
【今はまだ絵のない絵本2】「はじめまして こんにちは」
文・ふくだやすのり
登場人物 おんなのこ、くま
たいへんたいへん と はしる おんなのこがひとり
くまったくまった と はしる くまがいっぴき
であいがしらに どーんと ぶつかった
いたたた
ちょっとどこみてるのよ とおんなのこ
ぐわーぉ と くま
くまときづいたおんなのこは ささっと はしってにげだした
くまとおんなのこの ついせきげきがはじまった
おんなのこは、もりをぬけ