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鳥取再訪記  馬屋原 瑠美

 今年の2月、2ヶ月ぶりに用瀬に帰ってきました!
 帰ってきてすぐ、地元のおっちゃんたちとみんなで蟹鍋パーティー、飛行機の長旅に少々疲れを感じていた私も、用瀬の澄んだ美味しい空気をお腹いっぱい吸い込んで、蟹鍋を囲んで久々の再会を楽しむうちに、すっかり身体は軽くなり、気づいたら疲れも吹っ飛んでました、やっぱり用瀬大好き、、、
前回は、全く太刀打ちできなかったおっちゃんたちのジョークにも、少しは返せるようになっていた私に成長を感じて、ちょっぴり嬉しかったです。

 2日目は、倉吉を経由して三朝温泉へ行きました!この日は曇天だったためか、観光客の数も少なくて、歴史を感じさせる綺麗な白壁を横に、蔵元で新酒を味わったり、素敵な雑貨屋さんに出会ったり、倉吉のゆっくりとほんわりと流れる時間に癒されてきました。

 3日目は、米子の水木しげるロードへ!
 実は私、ゲゲゲの鬼太郎を毎週録画して観るくらい水木しげるの大ファンなのです、、待ちに待った水木しげるロード、着いてすぐネズミ小僧のお出迎えで、ゲゲゲの鬼太郎グッズを漁りながら進んでいると、鬼太郎やねこ娘と出会えて写真も撮ってもらったり、久々に幼い私に戻ったみたいで、とってもとっても楽しかったです。

 4日目は、地元の方々と囲炉裏を囲んでお昼をいただき、そのあとはこの旅のメイン、なべ部!!
 今回の献立は、鹿肉をつかったシチューにトマト煮込み、白菜の豚バラミルフィーユでした。もちろん裏メニューの蟹鍋もありました!!
 みんなが丹精を込めてつくってくれた料理はどれも本当に美味しくて、鳥取や用瀬で採れた食材を使って、用瀬の人たちや用瀬がだいすきな人たちと一緒に机を囲む時間は、心の底から幸せで楽しかったです。
 鳥取や用瀬に縁もゆかりもなかった人が、なべ部をとおして地域の方々と知り合って、美味しいご飯を一緒に食べて、その地域が自分にとって大切な場所になる。家を出なくても、オンラインでもつながれる今だからこそ、やっぱりこういう現地での「ひと」と「ひと」のアナログなつながりも大切だよな、こういう環を日本全国・各地域から広げていけたらいいな、と改めて思いました。

 最終日の5日目は、はじめての河原町西郷へ行きました!
 この日は「いなば西郷工芸の郷 ギャラリー&カフェ okudan」で開催されたミニフォーラムに参加しました。
 ゲストである河原に移住された陶芸家と日本画家のお2人のお話をお聞きするなかで、身の周りの自然、小さな自然にも、心を傾けることの素敵さを感じました。都会の喧騒から少し離れて、自然の声に耳を傾けてみることで、日々の暮らしが少しでも新鮮に、大切に感じられるんじゃないかな、そんなように思いました。河原を愛す2人の生み出す空間は、とっても心地が良かったです。

 そんなこんなで今回の鳥取も、とてもとても充実した時間でした。鳥取、倉吉、米子を横断して、鳥取のさまざな景色に魅了され、さらにさらに鳥取がだいすきになりました!!
 どこに行っても美味しいものばかりで、温泉ももっともっと行ってみたいし、やはりまだまだ訪れたい何度でも帰りたい、、、正直、5日間いたら十分かなと思っていましたが、全然そんなことはなく、むしろ今回行けなかった大山にも次は必ず訪れたい!(大山どりも白バラ牛乳も飲みたい、、、)
 また帰ってきます!!!今回お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。夏にまた帰れることを励みに、私も東京でがんばってきます。行ってきます!


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