シェア&コミュニティスペース「TARAREBA」交流会レポート
2/5（水）に、正連寺にあるシェア＆コミュニティスペースTARAREBAにて、準備会メンバーの上山がコミュニティ財団のお話しをしに行きました。
その様子を、参加者の永見さんがレポートしてくれました。ぜひ最後までお読みください。
イベントレポートスタート！
鳥取市の正蓮寺にある、シェア＆コミュニティスペースTARAREBAでコミュニティ財団設立準備会の上山さんがお話するという事で、応援かたがた参加してきました！
こちら、元学習塾をリノベした隠れ家的雰囲気が素敵で、そこかしこにオーナーの石河さんのセンスが散りばめられています。
＠tarareba.145 https://www.instagram.com/tarareba.145/
この日はTARAREBAの‟住人“6名の皆さんに、まずは上山さんが自作のフリップを使ってコミュニティ財団の基本的な仕組み、この鳥取にコミュニティ財団が必要な事、そして、上山さんご自身のコミュニティ財団に対する期待をお話されました。
個人的には、遺産相続で地方のお金が都市部に出て行ってしまっており、相続人のいない700億ものお金は国庫に納まっているという話にインパクトがあって、印象に残りました。
また先日、湯梨浜町にある汽水空港で開催された「困りごとカタログ」のイベントの話題にも触れ、「まずは困りごとを一緒に考える事からできるんじゃないかな」という思いから皆さんの声を聴いて回るのがいまの仕事だということで、さっそく鳥取砂丘で観光事業をしている方からは、海外の人とのコミュニケーションに苦労しているというお話をうかがいました。
住民の方との熱い議論
一方で、このコミュニティ財団の仕組みや、クラウドファンディングのあり方についての話題もかなり盛り上がりました。
参加者の皆さんからは、継続してお金を払ってくれる人のメリットは？具体的に誰が助かるかが見えない、仕組みがぼやけたらお金が出せない。これから先、寄付が伸びないんじゃ？たくさんの方に関わってもらうために、もう少し価格設定を考えては？中学生でも自分より困っている奴を支援できる仕組みを作っては？寄付者には、審査への投票権を付与してはどうか？など様々な疑問やアイデアが出ていました。
また上山さんからは、お金は集めたけど、プレイヤーがいないとう問題もあり、課題を抱えている個人をサポートし、一緒にプロジェクトを立ち上げて伴走していくのもコミュニティ財団の仕事ではないかというお話があり、それを聞いた方は「はじめから地域の課題を設定しているのではなく、対話しながら課題を見つけていくアプローチなんですね」と、納得された様子でした。（これをアクション・リサーチというそうですよ！）
「支援者の支援」をするコミュニティ財団
白熱した議論の末、コミュニティ財団は「支援者の支援者である」という事がわかり、皆で腑に落ちる、という所でお開きの時間となりました。
今回、ぶっちゃけの話題もかなり出てきて、この対話自体に価値を感じることができました。
地域には、こんな対話が不足しているのかもしれません。これだからコミュニティ財団はおもしろいんじゃないかとあらためて認識した夜でした。上山さん、お疲れ様でした～。
最後に
以上、永見さんの素敵なレポートでした。熱い議論の内容を余すことなく記録していただきました。
財団の核心に迫る議論ができたとてもいい会でした。永見さん、参加された皆様ありがとうございました。
ぜひ、こんな風にコミュニティ財団が気になっている皆さんとお話しできる機会を増やしていきたいと思っています。県内どこでも伺いますので、「うちに来て！」「話に来て！」のお声ぜひお待ちしています。
コミュニティ財団ができるために、今設立に向けて全力で準備中です！進捗はＳＮＳで発信していますので、ぜひご覧ください。
財団設立のためのクラウドファンディング挑戦中
2月28日（金）まで、一般財団設立のための300万円を集めるクラウドファンディングをしています。300万円を超えた金額については、始めの助成原資として活用させていただきます。ぜひ皆さま応援、拡散などよろしくお願いします！
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