![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810713/rectangle_large_type_2_84cceb270981a6c522be303c21945d85.png?width=1200)
ISMF WC Schldming Sprint
シュラドミングスプリント
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100809632/picture_pc_2f2dd1ecbf478b6066fcca267b7ea95d.jpg?width=1200)
6:00起床
シャワーを浴びてストレッチ。
朝は雲一つなく冷え込んでおり、ゲレンデはやばそう。
6:30朝食へ。
朝はビュッフェでパン、ハム、チーズをメインにもろもろ食べる。もうこのパンの生活にも慣れてきた。そばが食べたい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100809722/picture_pc_97f88b8ef7798300bd969ea89806c0e9.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100809723/picture_pc_8e58c7b1be830a6ada16bcdf3d0f06a2.jpg?width=1200)
7:15会場へ向けて出発。
10分ほどでついてフォーミングアップをしながら会場の雰囲気を楽しむ。
8:10にクオリフィケイション。シールを変えたり、左右を変えたりしてコースを2回登る。
斜度は急でほぼアイスバーンのコースだが、難易度はそんなに高くない。入念にチェックしてスタートを待つ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100809904/picture_pc_b5f6f0a11753007be6cec5bc8e30c144.jpg?width=1200)
近いといってもまだまだ勝てないが!
先に女子がスタート。予選から30人しかおらず自動的に全員クォーターファイナルへ。それでも、日本選手2人とも良いタイムで通過している。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810081/picture_pc_14c96390c38aa5560a66ec3e1a06c83f.jpg?width=1200)
全然動かない
僕も負けじと予選を走る。
体調を崩していたこともありなかなか心拍を上げきれない。8割ほどでしか動けないもどかしさはあった。
予選はトップと7秒差で21位で通過。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810289/picture_pc_37ba0d856fedc7c2bb22a69442f43d49.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810325/picture_pc_0e996f82fb93d307ea4b767f0151b897.png?width=1200)
ワールドカップでの予選通過は初めてでとても嬉しい。
間1時間あるので体が固まらないように動きながら待つ。
クォーターファイナルの時間を勘違いしており、ゆっくり準備していたら進行の人から「ジャパントクタローラストワンミニッツ!」とアナウンスが。
悩んでいたスキンは右グリップで左レースプロでバタバタとスタートラインへ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810378/picture_pc_78d68e7b4d90253b2f2b1f7fd14beaae.png?width=1200)
なんとかスタートを切る。体は案の定動かなく、前半はマイペースにジグからペースを上げていく。途中、オーストリアの選手が板が外れて一気に後退。その上のツボでは得意なセッティングでペースを上げてスイスの選手を抜いてスキーを履く。そのまま前とは差が縮まらず4位でフィニッシュ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810405/picture_pc_d18f4727b70a0e386951f02e8954ac8e.png?width=1200)
クォーターファイナル敗退。
それでも過去最高順位でゴールでき、総合結果は20位。
自分にとって驚きの数字だった。
今シーズン目標にしていた予選通過。それをここでクリアすることができ、更には好順位の結果まで。
僕にとってかけがえのない時間となった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810528/picture_pc_93ff6515259257b7e655c92ffbe36389.jpg?width=1200)
女子も素晴らしい走りをしてクォーターファイナルに挑んだが、世界の壁は高く、通過することができなかった。
それでも男女共に日本初の念願の予選通過を果たし、大きく日本チームとして躍進したレースとなった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100810669/picture_pc_53aa274efd418c2ec9ccdfe5796651ae.jpg?width=1200)
午後は明日に向けてゆっくりと休む。
夕飯を食べ、ストレッチをしてバーティカルに備える