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川口塔子 | 義足とお茶と、わたし
2019年5月1日 13:41
2017年9月、まだ暑い台風が近づく鹿児島。その日も熱帯夜だったと思う。短パンズボンで寝ようと、ふとベッドに足を放り出した。「あれ?なんか腫れている…」その日その瞬間から、私の闘病ははじまった。「勘違いかもしれない」そう思い、翌日、地域の太鼓チームでの練習で、仲の良いチームメイトに何気なく足を見せた。「ねぇ、ちょっと見て。腫れてるかな〜?」するとチームメイトが顔色を変えてこう言った「いや、