台湾進出への道のり4ヶ月目
台湾チームの今。
2020年5月に台湾チームがスタートして約4ヶ月が経ちました。
Haruulala初の海外進出!台湾!
“Shopee”という台湾のECモールで断トツのユーザー数がいるサイトで販売することを決め、日本語ができる台湾人そうちゃんの通訳としてのジョインが決まり、最初はとにかくやることがはっきりしていて、Shopeeの中に商品ページをひたすらつくっていく作業。
あのときは、“商品ページができたら、あとは売るだけだから、今が一番大変だから頑張ろう”と夜遅くまで作業しながらそうちゃんと話していたけど、
本当に大変なのは、商品ページをつくり終えた先の、“売る”ことだったんだね。。
台湾でマーケティングがスタート
商品ページが完成し、オープンしたのが6月。
コロナの影響で台湾にもいけず、そうちゃんとも遠隔で仕事を進める日々。
また、自社工場もロックダウンの影響で商品がなかなか入らず、ちゃんと販売をスタートできたのは、2ヶ月後の8月後半になってから。
今やっと、“売る”というスタート地点に立てたわけだけれど、
私の最近の壁は“なぜ売れないか”ってことばかり。
在庫が入れば、どんどんお客さんが増える!そう思っていたけれど、現実はそんなこともなく。
その売れない“なんで”がわからず、初めてマーケティングの難しさに頭を抱えるようになりました。
また、海外進出にあたって、一番の壁になりうる想定をしていた“言語の壁”は、やっぱり今の私にはなかなか容易ではない壁。
日本であったら、お客さんの気持ちになりきり、“私がお客さんだったら、こっちの言葉の方が伝わるな”とか、“このブランドのここの部分よかったから取り入れてみよう!”とか出てくる意見も、いくら漢字を使う台湾語だからといっても、台湾語の前ではマーケティングで大切になる“お客さんとしての直感センサー”があまり発動しません。
通訳をやってくれてるそうちゃんとの会話も、日本語ネイティブの人との会話より二重三重に気を付けて、時間をかけてMTGをしても、お互い100%理解したね!って日は週に数日かもしれない。
“台湾だから、~~ない{売れない、できない}”という言い訳はしない、と海外進出するときに自分に約束したはずなのに、最近は心の中でつぶやきそうになるのはこの類の一言ばかり。
ユーザーとして、お客さんとして、自分ごとにできないマーケティングはかなり難しい。
{誕生日に台湾から届いたそうちゃんからのプレゼント。パイナップルケーキ。}
プレイヤーとして慣れきっていた自分。必要だったのは決断力。
もう一つ、台湾事業の進み具合を阻害したのは、私の仕事に対する姿勢でした。
私は基本働くことが大好き。自分が働いて、事業が前に進むならなにをやってもいい。
そんなプレイヤーとしての私の仕事の姿勢は、事業を前に進める事業リーダーとしては、失格でした。
なぜなら、事業リーダーとしての私の仕事は“決断すること”だから。
やった方がいいことなんて山ほどある。
やってみたいことだって山ほどある。
そんな山ほどに、最短距離とインパクトを考えて、優先順位をつけ、適する人にお願いする。
その決断に責任を持つのは紛れもなく、私。
A lot of から Best One を選ぶことこそが私に求められていることでした。
山ほどを書き出して選んでもらったり、5個選んで多数決してるような私には、事業リーダーは務まりません。
4ヶ月経ってのスピードの遅さを振り返り、私自身の仕事の仕方が一番原因ではないのか、と気づかされました。
希望は応援してくれる人がいること。
ソーシャルビジネスを立ち上げたいとやってきて、2年間修業させてもらったけど、私はまだ台湾進出でも結果を出せない、未熟者でした。
自分に力がないことくらい知っていたけど、バングラデシュやカンボジアに行く前に気づけてよかったな。。
自分の力不足が露呈し、事業スピードが上がらず、それでも腐らずに毎日仕事に取り組めるのは、
同じ舟に乗ってくれたそうちゃんや日々アドバイスをくれる皆さんがいるから。
{定期的にアドバイスをもらっている他事業部のていさん。}
{図々しくヒアリングをお願いしているただただゲストハウスが一緒だった洪さん。}
今ちっぽけな私には、ありたい社会の理想を語る余裕は正直ないけれど、
まずは今応援してくれる人のために、結果を出したいなと思います。
そんなことを感じる4ヶ月目。
日々勉強・日々挑戦・日々感謝。台湾チームの合言葉です。
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