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はじめて骨折する②

診察編

『綺麗に折れてるね。』

(やっぱり折れてましたか、、。)

『だいたい完治まで6週間くらい見ておいて下さい。』

(6週間っすか、、。)

レントゲン写真には綺麗に白い線が入っていました。

話によると、折れた骨がズレていなくて、
くっつくのを待てば良いという事の様です。

全体的に状況を把握すると、
不思議な事に骨折よりもその周りの捻ったところや、
足の甲のむくんだところとかが痛い気がしてきて、、。
「骨」の折れてるという患部に違和感がある
訳じゃなくなってきました。

人間って状況把握できると、『痛みの原因』を
整理して良い様に考えるんですかね。


しかし、、、
旅行もキャンセルするしかないな、、。
ライブハウスにも行ってみたいと思って、
チケット取ったけど
それもキャンセルか、、。
あ〜〜!!
計画してた事、全部出来なくなった!
大ショック!!


といっても、
動けないんだったら仕方ないです。

『これからしばらくは体重掛けない様にして下さい。』
と、言われたら、大人しくしておくしかないですね。

これから固定するって言ってたけど、
昔ドラマで見た様にガチガチに固めるのかな?


リハビリ関係の部屋に移動しました。
ここで固定するギプスを作って貰える様です。
ざっくりと足の寸法を測り、
でっかい湿布薬の様な布をハサミで切って、
何かの液体をかけて処理していました。

聞いてみると、
『石膏とガラス繊維が布の中に入っていて、5分くらいで固まるんです。』
この布がギプスになる様です。

『痛いですか〜?』
と聞かれながら、その「ギプスになる布」を
足のつま先からふくらはぎにかけて足の裏側に当てて、
包帯でぐるぐる巻きに。
『固まるまで待って下さい。』

甲冑やサッカーのスネ当ての逆版みたいなのが出来上がりました。

一番痛くない感じの形に固まったので、なんか変な形ですが、
(つま先がピンと伸びて少し外側に足の甲が外に向いてる。)
これでしばらく固定する様です。

ギプスを当てて包帯で固定。
なんかイメージしていたものよりシンプルです。
『湿布薬取り替えて、同じ様に包帯で固定して下さい。』

一度固定したら治るまで取れないという物じゃない事に驚きました。
ドラマや映画の演出か、それとも技術の進歩か、
『ここまでしなくても大丈夫じゃね?』と
考え方が変わったのか。

とにかく、これで処置は完了みたいです。

ありがとうございました。
言われた事守って生活してみます。


はじめてやった事:骨折する、ギプスで固定する

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