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【お薬紹介】花粉症の対処方法(症状が軽い人向け)

花粉症の対処方法は耳鼻科で薬を処方してもらうのが一般的ですが、症状が比較的軽い場合、耳鼻科を受診するのはハードルが高いです。花粉症の症状がまだ軽い人向けの対処方法をまとめます。

花粉症とは

花粉が体内に侵入することでアレルギー反応が生じる病気の総称です。花粉症になると、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状が現れます。原因となる植物には、スギやヒノキを始め、イネ、ブタクサなど様々なものがあります。

重症度チェック

重症度(病気の重さのレベル)には、以下の5段階があります。
 無症状 → 軽症 → 中等症 → 重症 → 最重症

"1日に起こるくしゃみ発作の平均回数" "1日に鼻をかむ平均回数" "鼻づまりの程度" によって重症度が判定されます。その詳細を示しているのが下の表です。
例)私の場合「鼻閉なし」かつ「くしゃみ1~5回」なので「軽症」です。

ノバルティス ヘルスケアより抜粋
https://www.healthcare.novartis.co.jp/kafun-kyousei/learning/severe-pollinosis

軽症の人向け対処方法

軽症であれば、日々の生活にプラスアルファすることで対処できる場合があります。

外出するとき

花粉がなるべく鼻に入らないようマスクを着用します。普通のマスクでもマスクの内側にガーゼを当てる「インナーマスク」を使用することで、99%の花粉が除去できるそうです。

花粉症環境保健マニュアル2022(環境省)
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/2022_full.pdf

くしゃみが続くとき

市販の薬を使用することで症状が軽くなる場合があります。小青竜湯(しょうせいりゅうとう)というツムラの漢方がお勧めです。成人の用法・容量は "1日2包" とありますが、朝1回飲むだけでも効果が見られます。

ツムラ小青竜湯 パッケージ

頭が痛いとき

まれに風邪のような頭痛の症状を併発することがあります。この場合ロキソプロフェンが有効です。

ロキソプロフェンは、プロピオン酸系の解熱消炎鎮痛剤。商品名はロキソニンで、第一三共が開発・発売し、後発医薬品も各社から発売されている。現在、日本・メキシコ・ブラジルでよく使用されている抗炎症薬の一つである。

ウィキペディアより

安価な商品を選ぶのであれば、イオンのロキソプロフェン錠がお勧めです。
※用法、用量を理解してご使用ください

https://aeonretail.com/product/0/P-4987343914866/

終わりに

今年も花粉症シーズンがやってきました。軽症ではあるものの、くしゃみが続くと著しく体力を消耗します。地元に住んでいたときは無症状だったのですが、上京してから毎年花粉症に悩まされています。

まだ軽症である間に気を付ける習慣を身に付けて、できるだけ楽に花粉症シーズンを乗り切りましょう。

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