2023年秋ドラマ18選満足度
2023年秋に開始したドラマから18作品を選び、1話までを見て、満足度を星5つで評価させていただきました。
星3つ以上がオススメです。
(あくまで一個人の満足度でありますので、そこのところご了承ください。)
「ONE DAY 〜聖夜のから騒ぎ〜」★
たった1日の話を3人の主人公が交錯して見せていくということが、総体的に話が分かりづらい。
3人の話が同時進行のため、本当は繋がっているはずなにの、そうは見えないので入り込めない。
その原因は話の芯が分かりづらいことにあるだろう。「トクメイ!警視庁特別会計係」★
会計と事件を無理やり掛け合わせていることと、既視感が強い。橋本環奈さんと沢村一樹さんのコンビがアンバランスに見えて残念。橋本さんも沢村さんも各々の演技は安定しているのだが……。「家政夫のミタゾノ」★★★
話も映像も効果的な撮り方をしているので、見やすい。
主人公のキャラクターがはっきりしてるのが、全体的に若干コメディに振り切れてない感は否めない。
時々入る家事情報が為になる。「大奥Season2 医療編」★★★
医療編ということもあり画的に見るのが辛いシーンが前シーズンより多く感じる。12話以降になってきて、仲間由紀恵さんの悪役ぶりが沁みてきて今からが見応えがある様子。「マイ・セカンド・アオハル」★
貧乏、仕事なし、学歴なしという設定とキャラ設定も含め既視感強めである。
アニメ的な要素も入りつつ、現実か妄想か話の入り口が分かりにくい。
またテンポも悪く、時系列が分かりにくい。
物語の始まりとして、主人公たちの出会い方が不自然過ぎており、ジャンケンを心を通わせるキーワードの一つにしているのも入り込めない。「時をかけるな、恋人たち」★
全体的にもう少し若い役者陣であれば、ぶっ飛んだ世界にも入りやすかったかもしれない。それだけキャラクターや雰囲気作りが宙を浮いていて話が入って来ない。「相棒Season22」★★★
新しさはないが、分かりやすい話の入り方は安定感がある。
誰でもいつ見ても見られる話の作り方が良い。「パリピ孔明」★★★
ヒロインがアニメとは遠い出来上がりになっているが、ドラマの方がアニメ慣れしていない人も入りやすいタッチである。
森山未來さん含む脇役のキャラクターたちの濃さがこのドラマの引き締め役を担っている。「こたつがない家」★★
有名なウェディングプランナー社長とやる気がない男3人は分かりやすく安定感はある。またこちらも演技派揃いで期待値は高いはずだが、1話の作りとしては、序章過ぎるものがあるので、これからの展開次第と思われる。「ゆりあ先生の赤い糸」★★
開始数分で展開がどんどん変わる速さを良しとするかどうかがポイントである。夫が同性愛者であることを知らされ、その愛人と病気の夫を看病していくことをどう捉えるか。そのうえ隠し子らしき存在まで……と、盛り沢山なことが物語についていけなくさせている。「いちばんすきな花」★★★★
silentと一緒で先生で4人の主人公のたちの心情が非常に丁寧に描かれている。
友達の定義は何かに焦点が置かれ、突き詰めているのは意外に新しく、面白い。「うちの弁護士は手がかかる」★★★
弁護士と異業種から転職してきたアソシエイトという定番設定とバディもので既視感はあるものの、話の作りは見やすく、分かりやすい。ムロツヨシさんの演技の安定感が物語を助けている。「フェルマーの料理」★★
天才数学者と料理人の掛け合わせ物語。数学と料理の掛け合わせは納得の
設定。漫画感がドラマにも感じられるのが吉と出るか凶と出るか。とにかく数学的に導き出された美味しい料理のレシピを知ることが出来るのはありがたい。「ゼイチョー〜「払えない」のにはワケがある〜」★
既視感かなり強めで、ストーリーが読めてしまうのが残念。
職業を変えただけで2時間ドラマのテイストがあり、物語に引っかかりが全くない。「下剋上球児」★★★★
主人公に隠さなければならない秘密があることで爽やかさだけでないスポーツドラマになっている。鈴木亮平さん含め演技派の役者陣が高校生役の若い役者陣をがっちり囲んでいるので、非常に安定感はある。「たとえあなたを忘れても」★★
堀田真由さんのキャラを生かした切なさがピッタリの作品をである。
よくあるタイトル、ストーリーではあるので、どのように今後展開させるかが見所である。「セクシー田中さん」★★★★★
主人公の地味な経理OLとベリーダンサーの対比が面白い。原作は違った外見らしいので、そちらも読みたくなる。
主人公を追いかける同僚女性社員の視点と同様に、ベリーダンスを知りたく、見たく、やりたくなる。「きのう何食べた?」★★★★★
いつ、いかなる時でも見られる安定感がある。
微笑ましい2人のやり取りの中に、さらりと入れ込んだ現代の問題も、コメディ要素が同量に含まれているため、重くならない。
問題定義を受け、考えさせられたとしても、少し前向きになるように話が展開されている。この「少し前向き」が丁度良い塩梅である。
何より各キャラクターが濃いにも関わらず、暑苦しくないのが良い。
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