『NARUTO』で、『怪獣8号』を、説明してみます(※ネタバレ、注意)
TVアニメ版
(https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kaiju-no8/)
も、絶賛放映中の、
マンガ、『怪獣8号(松本直也)』
(https://shonenjumpplus.com/episode/13933686331674116123)
に、ついて、
同じジャンプマンガである、
『NARUTO(岸本斉史)』
(https://naruto-official.com/)
を、例に、説明してみたいと思い、この記事を投稿します。
(※両作品の、ネタバレ、注意)
1.序盤:盛り上がりポイント
『怪獣8号』の、序盤の魅力が何であったのか、という問いへの答は、
作者による、主人公、日比野カフカ=怪獣8号の、キャラクター紹介ページへのコメント(※単行本1巻に、収録)に、ありました。
>こいつが来てくれたもう大丈夫!って思える主人公が大好きなので、
カフカもそんな主人公になっていってくれたいいなと思います。
(※引用、ここまで)
実際、8号となったカフカが駆けつけ、怪獣を倒すシーンの
カタルシスは、抜群であり、
これは、『NARUTO』でいえば、
イルカ先生が、ナルトを救うシーンの感動に当たります。
しかし、いかに魅力あるシーンとはいえ、毎回毎回、
それを繰り返していくわけにはいきません。
『NARUTO』でいえば、イルカ先生の涙に感動した読者たちも、
もし仮に、このイベントが、5回も10回も続いたとすれば、
いくら関俊彦さんの魅惑のボイスで言われたとしても、
(さすがに、もう無いわ!)
と、思ってしまっていたことでしょう。
魅力は、繰り返すことで喪われてしまう。
この陥穽を、『怪獣8号』の序盤では、
”助けられる相手が、異なっている”、
という方法を用いて、しばらくの間、かわし続けていました。
(※母と少女、キコル、レノと伊春・・・・・・)
2.中盤:キャラクターの増加
さて、アレンジ追加で、保たれたとはいえ、
連載が続く以上、他の新しい魅力が必要になります。
これが、『NARUTO』では、他の下忍たちにあたり、
『怪獣8号』では、他の隊員たちにあたる、
のではないかと、オレは、思いました。
(※アニメ版では、四ノ宮キコルの初登場時から、
他の候補たちの描写がありました)
余談ですが、両作品に共通して、
・特殊能力を持つ瞳を持ったキャラクター
が、登場することは、面白い共通点ですね。
・・・・・・と、言いますか、
実は、オレが、この記事を書こうと思った、
きっかけが、この点だったりします。
3.今後:予想される展開
『NARUTO』では、主人公、うずまきナルトの中に、
九尾が封印されている設定があり、
それについて、過去の経緯が明らかにされることで、
物語が進んでいきした。
『怪獣8号』では、このことは、同じく主人公である、日比野カフカを、怪獣に変身させた謎の生物の設定にあたり、
しかし、これについては、いまだ(※単行本に収録された範囲では)
明らかになっていません。
よって、今後は、その理由や設定、
あるいは、過去のシーンが描かれることで、
物語が進む・・・・・・、のだろうと、オレは予想しています。
4.まとめ
以上のように、両作品を比較してきましたが、いかがでしたでしょうか?
他にも、『NARUTO』に、その後を描くスピンオフ作品として、
『BORUTO』があるように、
『怪獣8号』にも、同じくスピンオフ作品として、
『Side B』が存在する、といった共通点も、存在しますので、
皆さんも、探してみてはいかがでしょうか。
(※あるいは、他の作品と比較することも、面白い発見に繋がるかもしれません)
オレは、『怪獣8号』が好きです。マンガも、アニメも。
だから、読んで、観て、ください。
終わり。
サポートしていただけると、ありがたいです!