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日本の就職文化を変えられないかと思い、GPTを使ってプロダクトを試行作成してみた話

はじめまして、AIスタートアップで営業をしているトヤサキと申します!本日は、今勤めている会社とは関係なく、個人として達成したい「人生の意思決定を支援する」というMissionについてお話ししたく、この記事を執筆しております。

本記事では、私が「人生の意思決定を支援する」というMissionを掲げる理由から、現在取り組んでいる試行錯誤までを記載し、最後に皆さんにご協力いただきたいことをお伝えいたします。もしご協力いただけるということであれば、ぜひご意見をいただけますと幸いです。


1.なぜ「人生の意思決定を支援したい」のか

最近『決断疲れ』という言葉がニュースでも聞かれるように、人間は今1日に35,000回も決断していると言われています。

皆さんも、例えば休日に「何を食べよう」と悩んだり、家電の大きな買い物で「どれを買うべきか」と迷ったことがあると思います。また、製品レビューサイトを見ていても、異なる意見やランキングに混乱し「結局どれがいいのか?」とさらに迷うこともあったのではないでしょうか。情報が溢れる現代だからこそ、「決断疲れ」は避けられないものです。このような経験を何度もしてきた私だからこそ、この「決断疲れ」を解決したいと考え、このMissionを掲げています!

2.「決断疲れを支援する」と言いながら、なぜ記事のタイトルは「就職文化を変える」なのか?

意思決定の種類は多岐にわたりますが、まずは就職に関する意思決定に注力したいと考えています。就活は「自分に合った会社はどこか」「自分が本当にやりたいことは何か」「それを実現できる会社はどこか」といった選択の連続です。これらは、今後の人生を左右する大きな意思決定です。

そんな大きな意思決定が発生する就職ですが、近年「退職代行」といったサービスが流行しており、仕事が合わなければ早期退職し、転職することが一般化しつつあります。しかし、働きながらの転職活動には時間的な制約があり、転職支援サービスやエージェントとの相性に悩むことも少なくありません。結果として、最適な選択肢が見つからず、限られた選択肢の中で意思決定を行うことでミスマッチが発生し、転職を繰り返すという負の連鎖に陥ります。転職自体は悪いことだとは思いませんが(かく言う私も転職2回経験)、前述したような負の連鎖は大きな社会問題で、意思決定の質を改善する必要があると私は考えています。

また今の日本の就職文化は「とりあえず大手に就職」という思考が強すぎて(最近は少しずつ変わってきてるとは思いますが)、意思決定の質という観点で本当にその思考が正しいのか、と言う点も個人的には疑問に思っています。

3.今回取り組んだこと

そこで私は、就職における意思決定を支援するために、ChatGPTを活用したプロトタイプを作成しました(下記リンクのGISMO demo ver5)。こちらは独自フレームワーク*をベースにAIとの対話を通じて、情報を整理し、仕事を通じて実現したいこと=人生のMissionを特定する仕組みです。そして、このMissionに基づいて最適な就職先を導き出し、やりがいのある仕事への取り組みを支援することを目指しています(この精度がなかなか難しい...)。

Goal:仕事を通して、達成したい人生の目標を考え決める
Issue:Goalの達成に向けて、どのような課題が世の中にあるのかピックアップ
Solution:ProblemやGoalのステップにて導き出された内容を解決もしくは実現できる方法を知る
Mission:Solutionの情報も踏まえて、キャリア目標=人生のMissionを創る
Occupation:Missionを達成できる職種を導く

独自フレームワーク:GISMO

ただし、現段階ではまだプロトタイプの域を出ておらず、改善の余地が多くあります。そこで、ぜひ皆さんにこのプロトタイプを試していただき、ご意見をいただきたいのです。皆さんのフィードバックをもとに、より良いサービスにしたいと思っていますので、ぜひご協力ください!

すべての人が後悔しない意思決定ができる世界に!


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