TOTO@Gデザイナーの五感

フリーランスデザイナーの日常を綴っています。 「言葉と想像力で未来はつくられる」言葉を大切にしています。 <好きなこと>料理、小さな発見、旅、家仕事

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最近の記事

自分の枠を少しずつ外すトレーニング

おはようございます。 急に寒くなり外に出てびっくりしました。 さて今日は仕事をする上で自分の枠を少しずつ外す私なりのトレーニングについてお話していこうと思います。 フリーランスで仕事をしていると、どうしても見えない枠の中で試行錯誤しているような気がすることがあるなと感じる時があります。 そこで今回は、見えない自分の枠を外すトレーニング?方法を書きながらまとめていきたいと思います。 まずは「いいな」の感覚を集める 「なんとなくいいな」と感じることを言語化する練習をします。

    • 今月の一冊「脳の外で考える」

      私たちは「自分の頭の中で考える」ことはさまざまな本や教育で学ぶけれども、頭の外で考えることは学んでこなかったという、なんとも面白い切り口で始まります。 1-9章で構成され、わかりやすく事例を出して書かれています。 一部:体で思考する 1章 内受容感覚 2章 動きを使う 3章 ジェスチャーを使う 二部:環境で思考する 4章 自然環境を使う 5章 建物の空間を使う 6章 アイディアの空間を使う 三部:人と思考する 7章 専門家と思考する 8章 仲間と思考する 9章 グループ

      • メニューデザイン

        メニューは、お客様が商品を注文するためのツールです。 お客様の視線や意図を汲み取りながら、視覚的な効果も考えながらレイアウトや情報整理をっていきます。デザインの分類ではエディトリアルデザインの部類に入り、編集を伴う紙面デザインです。 情報整理から メニューの情報整理って大袈裟に書いているように思いますが、情報の整理ができていないメニューは本当に見ずらいものです。 ポイントは、メニューを眺めるとすっと情報が入ってくること。 これが大切なのです。 あれ?これ何?いくら

        • 自分にかける言葉を少しだけ変える

          おはようございます。 言葉は小さな違いで自分自身にも相手にも印象が変わることがあります。 小さく調整して、精度をあげる。まさにデザインするところの楽しさでもあります。 仕事をしていると、失敗して指摘を受けたり 自分の読みが甘くてうまく仕事が進まなかったり 自分の予想と違う状況になるとあたふたしたり そんな時、以前の私は「この状況どうしたらいい?」と自分に呟いていました。 これが私をどんどん不安にさせる言葉だったことにやっと気がつけたのです。 この言葉を「私はどうしたい?

          今月の本*二つ以上の世界を生きている身体

          こんにちは。 今月の本は「韓医院の人類学 二つ以上の世界を生きている身体」 東洋医学と西洋医学の差異を丁寧に述べつつ、優劣ではなく違いを魅力と捉え、それぞれの良いところを活かし未来への道を作るという、今後の医療のあり方を提唱したかのような本でした。 今回は私が特に印象的だった点を書き記していきたいと思います。 「事実は一つ」ではない 西洋医学は体の中を数値化し<正常・異常>を分ける点に焦点を合わせた治療法をします。一方東洋医学は体を流れで見みる治療法です。 この違いは、

          今月の本*二つ以上の世界を生きている身体

          店舗サインデザインの前に

          飲食店のサインデザインの仕事を担当させていただくにあたり 改めて店舗におけるサインデザインについて整理をしてみたいと思います。 建物を正面から見たときの外観のデザイン「ファサードサイン」と呼ばれ、いわばお店の顔で、何を売っているか・コンセプト・何を伝えたいかが瞬時に伝えることができます。 飲食店の場合は、店外に出すメニューやおすすめ料理の写真などもサインになります。店舗のコンセプトや思いをしっかりと決めて取り入れることで、お客様は言語化しないでもしっかりと情報を受け取るこ

          店舗サインデザインの前に

          「初心者」を経験する大切さを教わる

          最近テレビ離れしていたのですが、 3人組のMrs. GREEN APPLEが出演していた初耳学を見て、思わず感動してしまったことを紹介したいと思います。 彼らの紹介は必要ないほど有名ですね。 私の中では「ケセラセラ」が印象的だったのですが、「ダンスホール」夏ソングを代表する「青と夏」など数多くのヒット作を世に出したアーティスト。 人気絶頂で多忙な中、このままでは消費されてしまうという恐怖心とアウトプットでインプットができないという危惧で活動を休止されたとか。 「仕事が忙し

          「初心者」を経験する大切さを教わる

          熨斗紙デザイン

          先日仕事で熨斗紙のデザインを担当させていただきました。 熨斗紙とは、贈答品を包むのに使われます。 たとえば結婚祝いや出産祝い、お祝いへのお返し(内祝い)、周年の記念品など使用シーンは様々です。 今回は大学の創部50周年の記念品に使用する熨斗紙デザインを作るにあたり、熨斗について少し調べてみたので、忘備録として残しておきたいと思います。 熨斗(のし)の歴史 熨斗の歴史は古く、日本書紀(702年)には、倭姫命(やまとひめのみこと)が伊勢のあわびに感動し献上するよう命じたと

          自分に与える言葉の影響を疑う

          先日、ある読書会に参加しました。 言葉のもつ意味が、自分にどう影響するのかを見直そう!!ということを 経験できた新鮮な時間でした。 読書とは、書を読むと書くので、本を読むこと。と 思い込んでいたのですが 読まなくても良い読書で、苦手の思い込みから解放する。 質感を楽しみ、書体を楽しみ、本を愛でる。 本を感じながら、見る読書。 料理本やインテリア本、洋書など、写真を楽しむものは、見て楽しむということを自然にしていた私。 20代の私は、このみて楽しむ本との付き合い方を満喫

          自分に与える言葉の影響を疑う

          6月読書一冊目「星の商人」

          この本には、星の商人と月の商人という二冊があり、まずは星の商人からスタート。 「奪い合う」という発想を「分かち合う」発想に転化し、商人として成功するというストーリーです。 青年が、商人になりたいという夢を実現させるためには? その答えを求め、大商人に教えてもらいに足を運ぶのです。 大商人から購入した指南書に書かれた 「他の人の成功を手伝う」という言葉を信じ、自分の世界を見渡し、「他の人」を探し、成功を手伝います。 他の人は誰でもいいわけではないのです。手伝いたいと自分が

          6月読書一冊目「星の商人」

          自分ものさし仕事術 5月の読書

          GW後半になりましたね。 ゆっくり読書を楽しんでいる毎日です。 5月に入り1冊目の本は、著者の方と直接お話ができた貴重な経験と本について感じたことを気ままに書いていきたいと思います。 この本との出会いは、今年から参加させていただいてるコミュニティでおすすめされた一冊です。 私の今年の座右の名は「一歩前へ出てみる」 いつもなら少し引いてしまうことも、一歩前に出ることで見える景色が変わることを信じて行動しています! 失敗も多いのですが、なんとか去年より少し前に出ることができて

          自分ものさし仕事術 5月の読書

          今月の本「続ける思考」

          友人に紹介されて手に取った本です。 自分を振り返ってみると、続けることが「苦手」な人間でした。 初めは楽しい!だけで進めるのですが、あるラインにくるとテンションが続かない。そして続けることをやめる。の繰り返し。 「続ける」ことは少々苦手意識があり、自分が続けてこれているものってなんだろうと意外に少ないことに気づかせてくれた本でもあります。 ただ最近は、小さく小さくステップを踏むことを覚えたので、若い頃よりはほんの少しだけ苦手意識が小さくなった気がします。 著者は「続け

          今月の本「続ける思考」

          YANASE ポスターから見える企業理念

          ------- クルマに夢みて、未来へ走ろう ハンドルを握りために、こみあげるワクワク感。かけがえのない愛車と走る、よろこび。 そんなあなたの思いを支える、全国240拠点を網羅するヤナセのネットワーク。 安心と信頼のプロフェッショナル・サポートが これからもずっと、あなたのカーライフを応援します。 クルマはつくらない。 クルマのある人生をつくっている。 ------- 近所にYANASEのショールームがあり ふと目に留まったポスター。 YANASEは、企業理念に『クルマ

          YANASE ポスターから見える企業理念

          情報疲れ?

          PCの前に座って、Youtube・instagram ・テレビ、スマホから色々な情報を入れすぎたようで、少々お疲れモードでした。 振り返ると思っていた以上に動けていないことに気がついた。 何をやっていたのだろう?? PCの前で仕事をしていたはず?だけれど、さほど結果を出せなかった月でした。 新しい情報を得ることはとても楽しいのですが、頭が疲れるみたいです。 夜のうちにせっかく処理した頭の中が、夕方ごろにはまたたくさん溜まっている感じがします(笑) 4月はもう少し情報を入

          手帳の中で見える心の散らかり

          おはようございます。日曜日の朝。 ゆっくりとしたスタートの中、何を書こうかなと思案していました。 そしてふと自分の手帳を見て、感じたことを書き残したくなり手帳の振り返りについて書いていこうと思います。 手帳を書くのが習慣になり、書き出すことで頭の余白ができ、自分では気づかなかったことに気が付く面白さにすっかり魅了されているこの頃ですが、 ここのところ、書けない病?に陥っていたことにも気づかず、気がつけば1週間過ごしてしまい、今日は心をリセットするつもりで、noteに気づい

          手帳の中で見える心の散らかり

          ないなら創れ。居ないならなれ。

          今日は春分の日。 世の中はお休みモードで、我が家もお休みモードです。 朝から少し素敵な言葉が届いたので、シェアしたいと思います。 去年知ったデザイナーさんのインスタグラムの一言。 ないなら創れ。居ないならなれ。 「ない」のだったら、諦めるのではなく創ればいいだけ。 「居ない」のだったら、そんな人間になればいいだけ。 なんとも潔い言葉で軽やかな言葉。 探しても「ない」なら。 世の中になかったら創れば良い。 今の時代はとても便利で、モノが溢れている。あると思い込んでいる

          ないなら創れ。居ないならなれ。