公正世界仮説とお金を稼ぐこと
「公正世界仮説」
「公正世界であるこの世界においては、全ての正義は最終的には報われ、全ての罪は最終的には罰せられる」という認知バイアスのこと。
なんてことを無邪気に信じちゃいけませんよー!!!!!!
「自らの公正世界信念に反して、一見何の罪もない人々が苦しむ」という不合理な現実に出会った場合、「現実は非情である」とは考えず、自らの公正世界信念に即して現実を合理的に解釈して「実は犠牲者本人に何らかの苦しむだけの理由があるのだ」という結論に達する非形式的誤謬をおこしがちですよー!!!
本日以下のような文章をある場所で読んで、激しく同意するあまりに、赤べこの如く首を前後に振りまくりました。
・公正世界仮説は少なくとも資本主義社会には当てはまらん
・振り込め詐欺とは言わないまでも、それに近いような詐欺的な商行為を行ってお金を儲けてる人は幾らでもいる(大幸薬品のクレベリンとか)
・社会に最も有意義がある仕事をしてる人でも、お金がない人はたくさんいる
少し前に問題になった特別養子縁組支援団体のベビーライフ
https://www.businessinsider.jp/post-232398
一時期この団体代表の方からお話を聞く機会がありました。
親御さんが育てることができなくなった子どもの行き先を探すという行為は、国であり行政が行うべきことだと思いますが、日本にはその体制がなく、ずっと特別養子縁組支援団体の手弁当で行われている状況が続いていました。(少しずつ改善されつつあると認識しています。)
記事では代表の方が悪いとされていますが、私はとても責める気にはなれません。
現状を何とかしたいで団体を立ち上げて、運営されていました。
「周囲に内緒で子どもを産んだけど、どうしていいのかわからない。」という相談を受けて警察や児相や病院と連携を取って対応して、でも結局特別養子縁組にならないので、一切お金は発生しないという状況を伺いました。
妊娠に関する相談を電話やLINEでたくさん受けられていましたが、実際に特別養子縁組につながるケースは数%。
結局養子をもらう側の親御さんからの寄付が高額になるのは構造上仕方がなさそうです。
インターネット上で寄付をつのるページが見当たらず、「HPの運営をプロボノさんに頼むのはどうでしょう?」等々提案しましたが、日々の活動に忙しく手が回っていない様子でした。
地位財に興味があるような人ではなく、ただひたすら一生懸命な方でした。
いつかまたお会いできたらなと思っています。
地位財には興味はありませんが、継続的にお金を稼いで、再投資しつつ、寄付や仕事で社会貢献をする、ことを常に考えています。
会社を作ったら、社会に貢献することで継続的にお金を稼いで、再投資して、事業を維持もしくは拡大して、さらに社会に貢献する、ことを目標にしています。
町おこしという視点でも、しっかり稼ぐことの重要性を感じます。
https://www.chunichi.co.jp/article/232709
「イカのオブジェを2500万円かけて作れば、その投資を回収出来るくらいに人を呼べる。」と考えたのでしょうか?????
その町で稼ぐことが出来るためにどのように交付金を使うかを考えないと、ただ交付金使いっぱなしで繋がりません。
「地元がヤバい…と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」木下斉
ーーー
地域の経済構造を意識し、地域にお金が回り、残る事業に取り組むことが大切である。
まちをひとつの会社に見立て、(1)地域外からヒト・モノ・カネを稼ぎ、(2)地域内で取引を拡大させ、(3)地域からヒト・モノ・カネが出ていかないようにする「三位一体」の考え方が必要となる
ーーー
これを実践していきたいとおもう今日この頃。