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病という節目は重いものだからこそ

6月21日の記念日【がん支え合いの日】

がん患者やその家族を支えるための活動を行っているNPO法人

キャンサーリボンズによって2008年に制定された記念日とのこと。

なぜこの日だったのか。それは6月21日が夏至になることが多く、

夏至が季節の節目になるように、

がんが人生における節目になるという意味を重ねてこの日にしたそうだ。

がんに限らず大病を患うと、

多くの人は自分の人生の最期を想像するのではないだろうか。

これまでの人生を振り返るだろうし、

残された時間をどう生きようかに思いを巡らせるのではないだろうか。

かくいう自分自身も、10年前、健康診断をきっかけに見つかった、

どでかい(5㎝越えの)尿管結石とそれに伴う水腎症がみつかり、

手術となった時、全身麻酔の間に、失敗して終わってしまうかもなど、

病室でおぼろげな死の想像などをして眠れなかったことを思い出した。

病という節目は、生きる命に過酷な節目になる。

だからこそ、そんな時に『支え合い』をしてくれている人が、

家族以外にもいるんだと知れることは、安心につながるに違いない。

いつ自分の人生にやってくるかわからない暗転のような、

病という節目に、見える希望の光が、

1つだけしか許されないなんてことは無いのだから。


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