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2023年9月2日

気が張ることで、体が何とか動き続けられるというのは、

大なり小なり日常で起こっているわけで、

5週間の休みの後の、フル稼働での仕事再開一週間は、

やはり自分で気が張っていたようだ。

金曜の夜も早い時間に眠りについたものの、

喉が冷房でカラカラになるたびに目が覚めながら、

3,4度寝たり起きたりを繰り返している間に、気付いたら昼前になっていて、

ぐったりしながらも、汗だくになったシャツを着替えて、

ぼんやりとドラマや動画を見て過ごしていると、

クーラーはついているはずなのに、ジリジリ暑い日差しがカーテンの隙間から入ってきて、

まだまだ暑さはおさまらんか、とため息が出た。

夕方になり、このまま引きこもって明日も過ごせるようにと、

自転車に乗って近所のスーパーへ。

見上げた空にしばらく目を奪われたのは、その輝く色だった。

一日どんよりしていたのに、明日はそうはさせないよと言っているような、

金色の光が西の空の雲の隙間を

カッと割ってこじ開けているような力強さ。

明日は、部屋の片づけはしよう。体も少しは動かそう。

体調はなかなか戻らない土曜日。

だけど、気持ちにも少しだけ、空と同じように割れ目を作ってもらえたように思えた。

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