
作者より「近況とこれからの『ととろん学級思い出日誌』について」
いつも、『ととろん学級思い出日誌』を読んで頂きありがとうございます。
昨年の秋から執筆を始めた僕ですが、ありがたいことに、
『不登校先生』も、『ととろん学級思い出日誌』も、いつもたくさんの方に読んで頂き、
毎日励みになるスキやコメントを頂きながら、連載を続けてまいりました。
『不登校先生』を読んで頂いた方はご存じかと思われますが、
この執筆活動は、うつと診断されて、学校の現場で働けなくなって、
療養生活をする日々の中で、自分自身と向き合いながら、
今まで生きてきた時間を振り返りながら、
そういった意味合いで、始めたものです。それからもうすぐ一年、
今では、毎日のルーティーンにすっかりなじんできたものとなりました。
そしてそんな活動と、読んで頂いている皆さんからの励ましのおかげで、
不登校先生になったあの日から一年と半年、だいぶ心も元気になってきました。
そしてそのタイミングで有難いことに、以前働いていた現場の管理職の先生から、
「もしよかったら来てはもらえないだろうか。」とのお声かけを頂きました。
自分はまだ療養する方がいいのか、いや、今が学校に戻るタイミングではないか。
8月の間悩んでみましたが、こうした有難いお声かけのご縁を大事にしていこう。
そう思い立ち、9月の中旬より、現場に復帰することにしました。
主治医の先生などにも相談しながらでしたが、また、頑張っていこう。
そう思って決めた次第です。
『ととろん学級思い出日誌』は、現在毎日連載をしている3本の文章の中で、
目安を1000文字程度に決めて書いている、自分の中では一番長い作品になっています。
今日の「やる気スイッチは、子ども自身でつけるもの(14・了)」で、
連載がちょうど300日。ここまで続くと、自分でも驚きと同時に、感慨深く感じています。
ですが、復帰した後は、果たして同じようにじっくり振り返りながら、
毎日連載ができるかという不安が出てきました。
読んで頂いて楽しんで下さっているみなさんに、
これまで通りに一本1000字程度の読み物を、
自分なりに振り返りながら書くことが出来る時間と余裕が、
復帰した直後などは、やはり取りづらくなるのではと思い、
大変恐縮ですが『ととろん学級思い出日誌』については、
毎日連載から、不定期連載に変更させて頂きたく、
こちらでご挨拶させて頂いた次第です。
船長と姉さんと一緒に向き合った子ども達との思い出も、
まだまだたくさんあるのですが、
その一つ一つを、自分の納得する内容で向き合いながら、
綴り語れるように、これからも取り組んでいこうと思いますので、
どうぞ、「今日はととろん、思い出日誌あげてるじゃん。」とお見掛けした時には、
これまでのように楽しんで読んで頂ければと思っています。
なお、自分の日記として毎日綴っている『ちょこっと夕凪日詩』と、
『記念日想い馳せ帳』は、これまで通り毎日、綴っていきますので、
こちらも合わせて、引き続き、お付き合いいただけると嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いします。
2022年9月14日 作者より 読んで頂いている皆様へ